山手111番館
- やまてひゃくじゅういちばんかん
- 横浜
山手111番館は、港の見える丘公園の南端、噴水広場を挟んで建つ洋館で、大正15(1926)年にアメリカ人ラフィン氏の住宅として建てられた。地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟作りになっており、設計者は横浜山手聖公会やべーリック・ホールを設計したJ.H.モーガンによるもの。お庭に延びるアプローチを抜けるとパーゴラの玄関ポーチがあり、外観は赤い瓦屋根に白壁が美しいスパニッシュスタイルなのが特徴。館内は昭和の洋館を感じる造りや家具が配置され、設計者モーガンに関する資料も展示されている。地階には喫茶スペースがあり、ローズガーデンを眺めながら優雅な時間を過ごすことができる。