着工は1885年。東京への首都移転によって活気がなくなった京都再興を目的に建造された。 完成後は、水運業を始め、日本初の水力発電(事業用)などに活用され、京都の近代化に大きく寄与した。
春の桜の見頃は、4月上旬頃~4月中旬頃。水路の両岸に、約500本の桜並木が立ち並び、夜になるとライトアップが行われ、夜空に浮かびあがる桜が幻想的な風景を作り出す。
秋の紅葉の見頃は、11月中旬~11月下旬頃。見どころは大津の一つ目の「第一トンネル」の東口。三角屋根の堂々とした佇まいと、水路の両岸からのぞく紅葉との組み合わせは、レトロでフォトジェニックなスポットとなっている。