石見畳ヶ浦
- いわみたたみがうら
- 益田・浜田・津和野
唐鐘漁港の北東角にあるトンネルを抜けると、約5haにも及ぶ広大な砂岩の隆起海床が広がる古くからの景勝地。この砂岩には様々な貝の化石やクジラの化石、流木など含まれており、約1600万年前の地層を見て歩くことができる。
隆起海床はその雄大さから千畳敷とも呼ばれ、至る所で腰掛けのような丸い岩(ノジュール)が列状に並ぶ景観も特徴的。これらは明治時代に起きた浜田地震により岩盤が隆起した際に発生したもので畳ヶ浦を代表する見所の一つである。
他にも、穴観音と呼ばれる海食洞や海上にそびえ立つ犬島・猫島などの奇岩、ハートの形をしたハッピーシェルという化石が点在している。