龍源寺間歩
- りゅうげんじまぶ
- 出雲・大田・石見銀山
世界遺産「石見銀山遺跡」では、歴史や当時の様子がわかるスポットが多く点在しているが、その中で唯一常時公開されているのが「龍源寺間歩」である。
龍源寺間歩は大久保間歩の次に長い全長約600mあり、平成元年に新しく開削した栃細谷新坑(とちばたけしんこう)を通って出口へと続いている。
内部の天井には、ノミを使って手掘りした部分とのちに機械で掘られた部分があり、時代によって採掘の方法が異なることがわかる。また、銀鉱脈を追って掘り進んだ小さな坑道が20か所以上存在し、立ち入り禁止になっているものの照明に当てられて内部の様子を見ることができる。