鞍馬寺は、宝亀元年(770年)鑑真の高弟・鑑禎上人が毘沙門天(びしゃもんてん)を本尊として奉安したのが始まりとされ、平安時代には京都の「北方守護の寺」として信仰を集めた。
境内の霊宝殿には、鞍馬山にまつわる資料館や国宝である木造毘沙門天立像(もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)、木造吉祥天立像(もくぞうきちじょうてんりゅうぞう)、木造善膩師童子(ぜんにしどうじ)立像などの文化財が展示されている。
また、鞍馬の地は牛若丸(源義経)が修行した場所としても有名で、本殿裏から奥の院への山道には遺跡が残されている。
春になると本殿をはじめ、鞍馬山一帯に多種多様な桜が咲き誇り、杉や松などの常緑樹に混じって咲く姿はこの地域ならではの絶景といえる。
鞍馬寺はケーブルカーを利用して参拝することもできるが、散策気分で四季折々の景観を楽しみながら境内を歩くコースもおすすめである。
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所在地
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入場料
拝観料 (愛山費):300円
※霊宝殿入館は別途200円
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営業時間
9:00〜16:30
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休業日
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WEBサイト
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ベストシーズン
5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月
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ワンポイント
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最寄駅・ICからのアクセス
叡山電鉄「鞍馬駅」から本堂まで徒歩約30分