江戸時代末期、松代藩真田家9代藩主・真田幸教(さなだゆきのり)が義母の貞松院(ていしょういん)の住居として松代城のすぐ近くに建築された「真田邸」。 その後、隠居した幸教の住居となり、明治以降は真田家の私宅となった。
1966年(昭和41年)に代々の家宝とともに松代町へ譲渡され、主屋・表門・土蔵7棟・庭園は江戸時代末期の御殿建築様式が残る貴重な建物となっている。
現在は邸内の様子や美しい日本庭園などを見学することができ、小道具を使用して当時のリアルな生活が再現されていたり、縁側から四季折々の庭園で楽しめる。