森将軍塚古墳
- もりしょうぐんづかこふん
- 戸倉上山田・千曲
森将軍塚古墳は、小高い山頂に位置し、県下最大となる全長約100mの前方後円墳である。
長野県における前方後円墳としては初期にあたる古墳時代(4世紀末)に造られ、信濃国の前進・科野(しなの)の首長の墳墓と考えられる。
古墳の周りには約200個の円筒埴輪が並び、前方部に対して後円部が曲がった珍しい形をしているのが特徴。昭和46年(1971)に国の史跡に指定され、昭和56年(1981)から平成4年(1992)までの11年をかけて築造当時の姿に復元されている。
名前の由来としては、"森"地区に古墳が存在し、偉い人のことを"将軍様"と呼んでいたことから「森将軍塚古墳」と名付けられた。