JR新宮駅から昔ながらの商店や青果店、鮮魚店、スーパーなどが建ち並ぶ通りを進んでいくと一際目立つ中国風の楼門。
ここは「徐福公園(じょふくこうえん)」といい、秦の始皇帝の命により不老不死の霊薬を求めてこの地を訪れたことが始まりとされる。 元来この地には徐福の物とする墓があったが、平成6年(1994)8月に墓所を中心に楼門を設置するなどの整備を行われ、現在の景観となっている。
徐福の墓のほかにも、園内には顕彰碑、徐福の重臣たち7人を祀った七塚の碑などがある。 また、観光案内所を兼ねた売店「徐福売店」では、新宮市にまつわる徐福茶というお茶や徐福ロマンというお酒などを購入することが出来る。