アトサヌプリ(硫黄山)
- あとさぬぷり(いおうざん)
- 北海道その他
アトサヌプリは、標高512mの活火山に指定されている山で別名「硫黄山」とも呼ばれている。 名前の通り、良質な鉱山資源である硫黄が豊富で、明治時代にはマッチや火薬の原料として、また外貨獲得の手段としても注目を集めていた。 硫黄山麓には、硫黄の塊が黄色く結晶と化し、噴出孔からはモクモクと蒸気が噴出している。蒸気は靴を溶かすほど高温で決して手で触れないように注意が必要である。 そんな厳しい環境の中でも、6月~7月にかけてエゾイソツツジが美しく彩り、毎年シーズン中は早朝からガイド付きの散策会が行われている。