湯崎・大浦・古賀浦・綱不知・白浜・東白浜・新白浜の7ヶ所を総称して「南紀白浜温泉」と呼ばれている。 日本三大温泉の一つで万葉集や日本書紀にも登場し、斉明天皇や天智天皇らが遥々訪れた温泉で日本三古泉の一つにも数えられている。 白良浜を取り囲むように海岸沿いには温泉施設や宿泊施設が多数点在しており、1350年余りの歴史を持つ温泉観光地となっている。 なお、白浜温泉は周辺に火山帯がないにも関わらず温泉が湧き出ることから不思議な温泉とされていたが、近年では、フィリピン海にあるプレートから滲出した高温の地下水が滞留しているものという研究結果が出ている。