え、あじさいの花って本当はここ?意外に知らないあじさい豆知識

え、あじさいの花って本当はここ?意外に知らないあじさい豆知識
5月下旬から6月にかけての梅雨時の代表的な花といえば、あじさいですね。
ちょっぴり憂鬱な雨の日も、色鮮やかに咲くあじさいを見ると心が和みます。

あじさいは日本で親しまれている花ですが、「花の部分はどこか」、「どんな種類があるのか」など、知らないことも多いですね。今回は、私たちが意外に知らないあじさいの豆知識をご紹介します。

世界各国で愛されるあじさい。実は、日本原産なんです。

あじさい
▲イギリス・コンウォールのあじさい
最近では、結婚式のブーケや母の日などの贈り物としても使われ、海外でも人気の高いあじさいですが、実は原産は日本であることを知っていましたか?
  • あじさい
  • あじさい"
あじさいの種類は、主に「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」に分かれ、日本原産の「ガクアジサイ」を品種改良したのが「ホンアジサイ」で、手まり状に丸みを帯びて咲きます。

一般的に、私たちが良く見かけるあじさいですね。また、欧米で品種改良されて逆輸入されたあじさいは、「セイヨウアジサイ」とも呼ばれます。

あじさいの花って、本当はこんなに小さいんです!

あじさい
実は、私たちが花だと思っている部分は、本当の花ではないのです。

「ガクアジサイ」の場合、中心部にある小さなツボミのような部分が「真花」と呼ばれる花で、私たちが花びらだと思っている部分は、ガクが発達したもので「装飾花」と呼ばれています。

「装飾花」の真ん中に小さな花がありますが、おしべもめしべも退化しているので、実は結びません。「ガクアジサイ」の名は、「真花」を「装飾花」がまるで額縁のように、縁取っていることから名付けられました。
あじさい
「ホンアジサイ」は、「装飾花」が「真花」を覆うように集まったもので、「装飾花」をかき分けると真ん中に「真花」があります。

また、気象庁が出すあじさいの開花予報では、標準木の「真花」が2~3輪咲いた時を開花日とするそうですよ。

色や形も様々!あじさいの種類をご紹介

あじさい
日本原産のあじさいは、国内外で品種改良されて、その数は3,000種類以上ともいわれています。色だけでなく、大きな手まり状のものやハート型のものなど、形もさまざまです。

そこで、ここからは、日本の代表的なあじさいや珍しいあじさいなど、おすすめのあじさいを紹介します。

①優美で女性的な「ヒメアジサイ」

明月院
日本には、あじさい寺と呼ばれる寺がいくつかありますが、中でも有名なのが鎌倉の「明月院」。6月になると、「明月院ブルー」と称される青い色の「ヒメアジサイ」が境内を彩ります。

「ヒメアジサイ」は日本古来の品種で、その優美で愛らしい様子から植物学者・牧野富太郎により名付けられたそうです。
【見頃】:6月上旬~6月下旬

②夏空に咲く花火を思わせる「墨田の花火」

墨田の花火
「墨田の花火」は、ガクアジサイの園芸品種の一つです。八枚の花びらが重なりあい、星型になった装飾花が、飛び出すように咲きます。

その様子を、隅田川の花火大会にたとえられて名付けられました。装飾花の色は、白にほのかな青色が入ります。

③白くてこんもりとした花姿の「アナベル」

アナベル
「アナベル」は、手まりの大きさが20㎝ほどになるセイヨウアジサイの園芸品種の一つで、白い小さな装飾花がすき間なく咲く様子が美しいアジサイです。

蕾の時は、黄緑色で徐々に白くなります。ドライフラワーにも加工できます。

様々な品種のあじさいを堪能!静岡県・伊豆の「下田公園」

 下田公園
「墨田の花火」や「アナベル」のほか、たくさんの種類のあじさいを鑑賞するなら、伊豆の「下田公園」がおすすめです。100種類以上、15万株300万輪ものあじさいが、広大な敷地に咲き誇る姿は圧巻。
 下田公園
また、展望台からは、あじさい越しに下田港と須崎半島方面を一望できます。毎年6月には、「あじさい祭り」が開催され、園内のあちこちで咲く大輪のあじさいを求める多くの観光客で賑わいます。
あじさいの豆知識についてご紹介いたしました。身近な花だと思っていたあじさいですが、知れば知るほど奥が深い魅力的な花ですね。

今年の梅雨は、ご紹介した豆知識を参考に、色あざやかなあじさいを楽しんでください。

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