京都の初夏の風物詩!「青もみじ」きらめくお寺4選

京都の初夏の風物詩!「青もみじ」きらめくお寺4選
桜の季節も終わり、ひと時の静けさを取り戻す京都の街。春でもなく夏でもない、1年で最も過ごしやすい季節がやってきます。

そんな季節に、観に行きたいのが涼やかに青々と輝く青もみじ。観光客の比較的少ないこの時期、清々しい青もみじきらめく京都の名刹を訪ねてみてはいかがでしょうか?

1. 詩仙堂

詩仙堂

|あのダイアナ妃も訪れた!ししおどしが響く静かな日本庭園

徳川家の家臣であった武将石川丈山が、晩年の30年余りを過ごした詩仙堂。
剣豪・宮本武蔵が決闘をしたと言われる一乗寺下がり松からほど近く、閑静な住宅街を抜けると山手にひっそりと詩仙堂の山門があります。
詩仙堂
ここはどこに続いているんだろうと、ワクワクした気持ちで中に入ると、白石が敷き詰められ、綺麗にならされた日本庭園とサツキの花が迎えてくれます
は詩仙堂
室内に入ると心地よい風が通り抜け、その静かな風景を時を忘れ、ずっと眺めていたいと感じるはず。
は詩仙堂
1986年5月にチャールズ皇太子と故ダイアナ妃も訪れたことがあり、特に海外からの観光客に人気があります。
騒がしい世間から離れ、ししおどしの音が響く庭でひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

2. 東福寺

東福寺

|緑の中に浮かんでいるよう。息を呑むほど美しい青もみじの世界

京都随一の紅葉の名所・東福寺。それはつまり青もみじの名所ということ。

紅葉の時期には人が押し寄せ、ゆっくり写真を撮ることすらできない通天橋も、この時期であれば思う存分じっくり堪能することができ、緑の中に浮かんでいるような感覚になります。
  • 東福寺
  • 東福寺
緑に染まった広さ約60,000坪の境内は、どこを歩いても緑に包まれ、マイナスイオンもたっぷり。
東福寺
実はこの東福寺、かつては桜の名所でした。

室町時代の画僧・吉山明兆が「大涅槃図」という大作を描き、将軍に褒美を訪ねられると「境内に桜がたくさんあると人が集まり、修行の妨げになるので桜を植えないでほしい。」と答え、それに感激した将軍は、境内の桜を全部切らせてしまったそうです。

なんだかもったいない気もしますが、時にはそんな潔さも必要。そのおかげで、春には一面の緑、秋には燃えるような紅葉が見られるわけですから。

3. 祇王寺

祇王寺

|悲恋の物語が残る寺で愛でる、青もみじと苔の絨毯

もし、あなたが何かで落ち込んでいたり、日々の生活に少し疲れていたり、観光中でも静かな場所を探していたら、心を癒すのにぴったりな美しいお寺があります。

それは、「平家物語」にも登場する、悲恋なストーリーで知られる嵯峨野の祇王寺。
平安時代、平清盛から愛された白拍子(舞妓)の祇王が、清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した寺です。
祇王寺
竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵。茅葺の門を通ると、待ち受けるのは、初夏の香り漂う色鮮やかな青もみじと苔の世界。
祇王寺
他の青もみじの名所とは一味違い、しっとりと女性的な繊細な美しさがあり、灯篭の配置から木の生え方まで芸術的ともいえる美しさです。

悲恋の寺と言われていますが、その悲しみを憎しみではなく、美しさに変えた素晴らしい女性がいたことに感謝したいですね。

4. 源光庵

東源光庵

|窓から見える緑の宇宙。自分を見つめ、迷いを断ち切る!

1346年に開山した源光庵には不思議な2つの窓があります。
源光庵
四角い「迷いの窓」は誰も逃れることのできない生老病死の四苦八苦を表しています。

丸い「悟りの窓」は、禅と円通の心、大宇宙を表現しています。
苦しみや迷いに囚われているとき、また自分を見つめ直したいときにこの場所を訪れれば、本来あるべき自分に生まれ変われるかもしれません。
源光庵
紅葉の時期は写真撮影ができないほど込み合う源光庵ですが、この時期であれば静かに過ごすことができます。

何といっても、部屋の暗さときらきらと輝く青もみじのコントラストが素晴らしいので、訪れてみてはいかがでしょうか?
春から夏に変わるまでのこの数ヶ月にはいくつもの季節が隠れています。

うっそうと緑生い茂る夏がやってくる前に、爽やかな5月の風に誘われて、青もみじきらめく京都の名刹でもう一度初心に返ってみては?

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