目の覚めるような鮮やかさ!晩春を彩るツツジの絶景5つ

目の覚めるような鮮やかさ!晩春を彩るツツジの絶景5つ
桜が散った後、4月中旬から5月中旬にかけての晩春に、日本各地では美しいツツジの花が咲き始めます。
白やピンク、紫、朱色と、色鮮やかに咲き誇るツツジの花は、桜とともに日本の春には欠かせない存在。

今回は、「つつじ寺」と呼ばれる古いお寺や、カーペットのように広がるツツジが楽しめる山など、おすすめのツツジスポットをご紹介します。

1. 仁田峠(にたとうげ)|長崎県

|峠をミヤマキリシマが鮮やかに彩る雲仙随一のツツジの名所

長崎・島原半島の中央にある雲仙は、日本初の世界ジオパークに認定された景勝地です。
その雲仙の春を象徴する花がツツジで、中でも標高1,080mの仁田峠はツツジの名所として知られています。

5月中旬から下旬にかけては、「ウンゼンツツジ」とも呼ばれる濃いピンク色のツツジ「ミヤマキリシマ」が200万株ほど、華やかに島原半島全体を彩ります。

仁田峠にはスカイラインが通じているので、有明海、そして九重連山などを展望しながらドライブを楽しむのもおすすめです。
また、仁田峠から妙見岳の山頂までは、ロープウェイが運行しており、眼下の山肌を染めるミヤマキリシマを眺めながら空中散歩を満喫できますよ。
【見頃】5月中旬~5月下旬

2. 大興善寺(だいこうぜんじ)|佐賀県

|石段の両脇いっぱいのツツジを愛でる「つつじ寺」

佐賀県基山町にある大興善寺は、あの東大寺の大仏を造った行基が創建したと伝わる天台宗の古寺です。

別名「つつじ寺」とも呼ばれるツツジの名所で、境内は4月中旬~5月初旬になると、ヒラドツツジを中心に30種5万本の色とりどりのツツジが咲き誇ります。

127段の石段の両脇いっぱいに咲くツツジの花は、大興善寺の象徴。このフォトジェニックな花景色を求め、観光客で賑わいます。
見逃せないのが、本堂の裏手・契山のふもとにある山林植物園「契園」。
ここでは、「一目一万本」と呼ばれる山肌を染め上げるツツジの花と新緑のコントラストが映える、目が覚めるような絶景を楽しめます。
75,000㎡の広大な敷地には、遊歩道が整備され、ツツジの花を眺めながらゆったり散歩するのに最適ですよ。
【見頃】4月中旬~5月上旬
【契園の入園料】大人500円、小・中学生300円(4月・5月・11月・12月の観光シーズン)
【契園の営業時間】8時30分から日没まで

3. 音戸の瀬戸(おんどのせと)|広島県

 音戸の瀬戸

|ツツジのパッチワークが鮮やかな平清盛ゆかりの地

大広島県・呉市と、倉橋島の間に存在する幅わずか90mほどの海峡、音戸の瀬戸。
平清盛が沈む夕日を招き返して1日で切り開いたという「日招き伝説」の伝わる名勝地です。

呉市の対岸の倉橋島へは真紅のアーチ橋「音戸大橋」が架かり、橋へ向かう道路沿いを中心に、毬のように丸いヒラドツツジが白やピンクの色彩のパッチワークをつくります。

青空と真紅の橋と約8,300本ものツツジのコントラストは最高にフォトジェニック!
 音戸の瀬戸
ツツジと合わせてぜひ一緒に見たいのが、音戸の瀬戸公園の一番高い場所にある高烏展望台。

ここには、平清盛が扇で夕日を招く「日招像」が立っており、展望台からは、音戸の瀬戸だけではなく、瀬戸内海に点在する島々や、晴れた日には四国の山々まで見渡せます。

また、公園付近には日帰り温泉施設もあり、目の前に広がる瀬戸内海を眺めながらの入浴も楽しめますよ。
【見頃】4月下旬~5月上旬

4. 三室戸寺(みむろとじ)|京都府

|四季折々に美しい「花の寺」を彩る2万株のツツジ

宇治市の明星山の中腹にある古寺・三室戸寺。
別名「花の寺」「アジサイ寺」とも呼ばれるこの寺は、ツツジや桜、アジサイ、シャクナゲ、紅葉など、四季を通じて美しい花木が広大な境内を彩ります。

特に4月下旬から5月初めに見頃を迎える、2万株の平戸ツツジは、関西の寺社ではナンバーワンの株数を誇り、その咲き誇った姿を一目見ようと多くの方が訪れます。
4月中旬から7月中旬までの、ツツジやアジサイが咲く時期には、茶店「花の茶屋」がオープン。
縁台に腰かけて花を愛でながら、ぜんざいやパフェ、ひやしあめなどの甘味を味わってみましょう。
【見頃】4月下旬~5月初旬

5. 葛城高原(かつらぎこうげん)|奈良県

|山頂に広がるツツジのカーペット「一目百万本」

奈良県御所市と大阪府南河内郡にまたがる標高959mの山・大和葛城山。
ここの見どころは、山頂付近のなだらかな斜面を赤いカーペットのように染め上げる、赤やピンクの鮮やかなツツジです。

5月上旬になると「一目百万本」と言われるこのツツジを見に、多くのハイカーや観光客が集まります。
山頂からは見渡す限り360度の大パノラマが広がり、大阪平野や神戸の六甲山、淡路島、奈良盆地などを一望できますよ。

じっくりツツジや初夏の大自然を楽しみたいのなら、登山がおすすめ。葛城登山口駅スタートの登山コースで、1時間から2時間ほどで山頂まで到達できます。

山頂まではロープウェイも出ており、葛城登山口駅から山上駅までは6分、山上駅からは徒歩15分ほどで楽々で山頂へ行けますよ。
山頂付近にはロッジがあり、宿泊のほか食事や日帰り入浴も楽しめますので、一息いれるには最適です。
【見頃】5月上旬~5月中旬
おすすめのツツジスポットをご紹介しました。
青空の下で咲き誇るツツジの花は、私たちの心を元気づけてくれます。
ぜひ、カーペットのように色鮮やかなツツジが広がる名所に出かけてみてくださいね。

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