京都の節分の楽しみ方「四方参り(よもまいり)」をしてみよう!

京都の節分の楽しみ方「四方参り(よもまいり)」をしてみよう!
旧暦の大晦日である節分。京都のたくさんの社寺仏閣では「節分祭」が行われます。
京都の節分祭は舞妓さんの舞う華やかなものや、本格的な鬼退治の様子を表したもの、伝統的な狂言の上演などバリエーション豊かです。
今回は「四方参り(よもまいり)」で有名な4社の節分祭について紹介したいと思います。

|そもそも四方参りとは?

京都には御所(歴代天皇が居住し儀式・公務を行った場所)の四方の鬼門を護る四つの神社(吉田神社、壬生寺、北野天満宮、八坂神社)があります。
この四社にお参りすることを「四方参り(よもまいり)」と言います。
節分の夜、邪気(鬼)はまず、北東の表鬼門にあたる「吉田神社」に現れ、吉田神社を追われ、次に南東の「八坂神社」、南西の裏鬼門「壬生寺」、そして最後に北西の「北野天満宮」まで逃げてきて、北野天満宮の福部社の中に閉じ込められるそうです。
邪気を払い、福を招く「四方参り」をして、新しい年を迎えてみてはいかがでしょう。

1. 鬼の現れる、「吉田神社」の節分祭

吉田神社
京都の節分祭といえば、やはり、吉田神社はかかせません。毎年、約50万人もの参拝客で賑わいます。豪華商品が当たる抽選券の付いた「厄除福豆」も販売され、年始から運試しをしたい方にもおすすめです。
  • 吉田神社
  • 吉田神社
2月2日の18:00から行われる追儺(ついな)式は俗に「鬼やらい」と呼ばれる神事で、平安時代の初期より行われてきた節分祭のメインイベントです。
黄金に輝く四つの目を持つヒーロー「方相氏(ほうそうし)」がたいまつを持った童子達をともない登場し、陰陽師が祭文を読み終えると、鬼が舞殿の周りを逃げ回ります。
じわじわと追い詰める方相氏に、とうとう鬼たちは鳥居の外に逃げ出してゆきます。最後に殿上人たちが矢を放ち、追儺式は終了します。
【住所】京都市左京区吉田神楽岡町30
【ご祈祷受付時間】9:00~17:00(同社務所開設時間)
【料金】無料
【アクセス】市バス 京大正門前より 徒歩約5分
【Webサイト】http://www.yoshidajinja.com/index.html

2. 華やかな舞いに酔いしれる「八坂神社」の節分祭

八坂神社
八坂神社の節分祭はとても華やか。祇園を代表する四花街(先斗町歌舞会、宮川町歌舞会、祇園甲部歌舞会、祇園東歌舞会)の芸妓さん、舞妓さんが舞いを奉納し、年男・年女とともに舞殿から豆を撒きます。
  • 八坂神社
  • 八坂神社
こちらでも、景品付の福豆(空クジなし)が販売されています。華やかな節分を鬼たちも案外楽しんでいるのではないでしょうか?

3.狂言とほうらく割りの「壬生寺(みぶでら)」節分会

壬生寺
幕末に新撰組の本陣が置かれたことで有名な壬生寺。この寺の節分会では、「ほうらく割り」と「壬生狂言」が行われます。
ほうらく割りは、素焼きのお皿(ほうらく)に家族の性別や年齢などを書き、壬生狂言の時にこれを割り厄を払う儀式。
壬生寺
壬生狂言は「節分」という演目が1日8回上演され、無料で鑑賞できます。セリフを用いない動きだけで演じる狂言も魅力のひとつです。
4日にはぜんざいの無料接待もあり、鬼もついつい長居をしてしまいそうなイベントが盛り沢山です。
【住所】京都市中京区坊城仏光寺北入る
【参拝時間】8:00〜17:00
【料金】境内は無料
    《壬生塚参拝料・資料室入室料》
    大人:200円、小・中・高校生:100円
【アクセス】阪急電車「大宮駅」または嵐電(京福電鉄)「四条大宮駅」下車、徒歩10分
【Webサイト】http://www.mibudera.com/

4.最後に鬼を封じ込める、「北野天満宮」

北野天満宮
北野天満宮で行われる、2月3日の節分祭では追儺狂言、芸妓・舞妓による日本舞踊奉納、そして豆まき、全てが行われます。
ここでは鬼を追い払うのではなく、福の神が鬼を封じ込めるので「鬼はそと」とは言わないそうです。 全ての祭事は神楽殿で行われるため、たくさんの人が訪れるので、早めに行くのがおすすめです!
四方参りをして厄を払い、いつもより楽しい節分を過ごしてみてはいかがでしょうか?

この記事は2019/1/21 に更新しました(ZEKKEI Japan編集部)

あわせて読みたい記事

最新記事一覧

今月の人気エリア

2~3月のおすすめスポット

編集部が太鼓判を押す長野の絶景!


絶景の最新トレンドランキング


国立公園の見どころをご紹介