まるで江戸時代!古い町並みが美しい宿場町8選

まるで江戸時代!古い町並みが美しい宿場町8選
飛行機や車など無かった江戸時代、参勤交代などで江戸と各地を往来するには徒歩や馬で移動するしかありませんでした。新幹線であれば東京~京都は約2時間ほどで移動できますが、徒歩で移動していた当時は江戸の日本橋から京都の三条大橋まで約2週間ほど必要だったそうです。
徒歩や馬での長旅では途中で休憩や宿泊を挟む必要があり、江戸と各地を結ぶ街道沿いには一定区間ごとに宿場が建てられ、それに合わせて数々のお店が集まるようになり「宿場町」として発展していきました。江戸と各地を結ぶ街道と言えば、江戸の日本橋を起点に伸びる東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道の「五街道」が有名ですが、江戸時代、多くの人やモノが往来する街道沿いには多くの宿場町が存在し栄えていました。
今回は江戸時代の面影が今でも残っている、おすすめの宿場町を8ヶ所ご紹介いたします。

1.大内宿 (福島)

大內宿
福島県南会津の人里離れた山間部を通る旧会津西街道に宿場町・大内宿はあります。大内宿には30軒以上の茅葺き屋根の民家が立ち並んでおり、江戸時代の面影を残す町並みを楽しむことができます。
大内宿は訪れる観光客は年間約120万人で、福島県の観光スポットの中でも1位、2位を争うほどの人気観光スポットです。
大內宿
毎年2月に雪灯篭に照らし出される幻想的な雪まつりが行われ、その光景を見るために日本全国から大勢の観光客がやってきます。雪まつりは花火大会から始まり、その他にも「仮装大会」や「そば食い競争」など魅力的な催しが盛りだくさんのまつりです。

2. 奈良井宿 (長野)

奈良井宿
江戸時代に江戸・日本橋から京都・三条大橋を結ぶ重要な街道であった中山道には計69ヶ所の宿場町が存在し、それらを総称して「中山道六十九次」と呼んでいました。中山道のなかで美濃国(現在の岐阜県南部)と信濃国(現在の長野県および岐阜県中津川市の一部)の結ぶ区間の街道は「木曽路」という名で呼ばれており、木曽路には11の宿場町がありましたが、その中で最も栄えていたのが奈良井宿です。今現在も江戸時代の建物が残っており、当時へタイムスリップしたような感覚が味わえます。
奈良井宿
奈良井宿の各家で作られた手作りのアイスキャンドルが約1kmにわたって並べられ、民家が幻想的な灯りで彩られるイベント「アイスキャンドルまつり」が毎年2月に行われます。
このお祭りではアイスキャンドルだけではなく、花火も打ち上げられ大変幻想的で美しい光景を楽しむことができます。

3. 馬籠宿 (岐阜)

馬籠宿
岐阜県中津川市に位置する馬籠宿は、お隣の長野県にある宿場町・妻籠宿とともに人気を集める観光スポットです。木曽路にある11ヶ所の宿場町の中で最南端に位置する馬籠宿は石畳の敷かれた約600メートルの坂道に沿って民家や茶屋、宿などが並ぶ宿場町です。
馬籠宿
毎年冬に行われる「木曽路氷雪の灯祭り」では、手作りのアイスキャンドルによって馬籠宿の町が幻想的な灯りに包まれ、とても美しい光景を作り出します。

4. 妻籠宿 (長野)

妻籠宿
長野県木曽郡南木曽町にある妻籠宿は、日本全国にある数々の宿場町の中で、全国で先駆けて古い町並みを保存する取り組みを始めた宿場町として知られています。
隣接する岐阜県の馬籠宿と合わせて木曽路を代表する観光スポットとして人気があります。
妻籠宿
毎年11月23日の「勤労感謝の日」には、地元の住人百数十名が武士や浪人、飛脚、虚無僧などに扮装して江戸時代の宿場町の雰囲気を再現する「文化文政風俗絵巻之行列」というイベントが開催されます。昼食時間に当時の町人の姿に扮した住人が街道に面した板の間に腰掛け、食事をする姿を見ると本当に江戸時代の宿場町に足を踏み入れたような感覚になります。

5. 若狭熊川宿 (福井)

若狹熊川宿
熊川宿は福井県三方上中郡若狭町にある、若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場町。古代、若狭は京都の朝廷に食料を献上する国の一つで、日本海で捕れた大量の鯖を若狭から京都まで運んでいたことから、若狭と京都を結ぶ街道が鯖街道と呼ばれるようになったそうです。
街道に面して古い建物が軒を連ねており、昔ながらの宿場町の町並みを保存しています。
若狹熊川宿
江戸時代に町の警備や見張りなどの仕事を担っていた番人が滞在する施設、現在の交番のような施設であった「番所」を復元し作られた「熊川番所」が熊川宿にあります。この「熊川番所」は全国で唯一、宿場町の中で実際に番所があった跡地に復元された番所の建物です。

6. 旧北国街道海野宿 (長野)

旧北国街道海野宿
長野県東御市にある海野宿は、かつて佐渡金山で算出された金を江戸幕府を輸送する道として重要な役割を果たした北国街道沿いにある宿場町で、善光寺の参拝客でにぎわう北国街道の要所でした。
静かで生活感が色濃く残る町並みは、のんびりと風情を味わいたい方にはぴったりの宿場町です。
旧北国街道海野宿
約650mある街道の中央には旅のお供の馬が水の飲むために敷かれた用水路が今でも流れています。
中央に流れる用水路とその脇に並ぶ柳並木の組み合わせはとても日本的な風情があり、美しいですね。

7. 智頭宿 (鳥取)

智頭宿
鳥取県八頭郡智頭町にある智頭宿は、江戸時代に参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩が休憩や宿泊する場所として利用していた宿場町です。山々に囲まれた智頭宿には歴史や文化が感じられるスポットが残っており、のんびりと散策したい方にはピッタリの観光スポットです。
智頭宿
智頭宿を訪れた際に是非訪れてほしいのが「石谷家住宅」です。街道に面する石谷家住宅は大正時代に国会議員を務めていた石谷伝四郎が約10年かけて改築を行った木造家屋で、智頭宿の中で最も大きな建物になり、その敷地面積は3000坪、部屋数は40以上の豪邸です。
現在は一般公開されており、建物内には美しい日本庭園があり必見です。また美しい庭園を眺めながら食事が楽しめる喫茶室もあります。

住所:鳥取県八頭郡智頭町智頭2067-12
WEBサイト: http://cms.sanin.jp/p/chizu/kankou/pickup/01/

8. 旧宿場町平福 (兵庫)

旧宿場町平福
兵庫県佐用郡にある平福は、播磨国姫路(現在の兵庫県姫路市)と因幡国鳥取(現在の鳥取県鳥取市)を結ぶ因幡街道で最も栄えていた宿場町。川沿いに土蔵と川屋敷が立ち並ぶ「川端風景」で有名な宿場町で時代劇のロケ地にもなっています。
旧宿場町平福
また剣豪・宮本武蔵は少年時代の一時期を平福で過ごしおり、13歳の時に平福の金倉橋のたもとで初めて決闘を行ったと言い伝えられています。佐用川沿いに立ち並ぶ川屋敷、土蔵による川端風景の近くには宮本武蔵の五輪書序文の一節が刻まれた石碑が建てられています。

住所:兵庫県佐用郡佐用町平福
WEBサイト:http://34cho.com/

以上、おすすめの宿場町8ヶ所をご紹介しました。
宿場町は今回ご紹介した8ヶ所以外にも日本全国にたくさんあります。
是非一度、各地にある宿場町の雰囲気を味わいに行ってみてください。


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