梅雨もあけて、爽快な青空が気持ちいい7月。
夏の兆しも高まり、海に山に、花火にお祭り…と紹介しきれないほどの絶景が楽しめるこの季節。
そんな7月におすすめの絶景を13選ご紹介します。
1.アートビオトープ那須の水庭|栃木県
|おとぎ話の世界に迷い込んだかのように美しい人工の水庭
那須高原の自然を満喫しながら、アートなアクティビティを体験できるアートレジデンス「アート・ビオトープ那須」。
陶芸スタジオやガラススタジオも併設される施設の敷地に、「水庭」がオープンしたのは2018年。建築家の石上純也氏が手がけた、時間の経過とともに変化する水庭は、国内外・多数のメディアで紹介され話題に。
300本以上の木を移植、大小160の池を配置し、計算されつくした人工の庭はどこを切り取っても絵になります。水庭の見学は事前予約制で、ランチ付きツアーまたは、お土産付きツアーから選ぶことができますよ。
人工と自然が融合する不思議な庭を、ゆっくり鑑賞してみてはいかがでしょうか?
【住所】栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3
【料金】水庭ツアー+ランチ:5,000円、水庭ツアー(お土産の冊子付き):2,700円
【ツアー開催時間】平日:14:00、土曜・日曜・祝日 :11:00 / 14:00
【アクセス】JR那須塩原駅より無料シャトルバスを利用(予約制)
【WEBサイト】
https://www.artbiotop.jp/
2. 靖国神社みたままつり|東京
|大小3万を超えるまばゆい光の献灯が彩る九段の夏祭り
戦没者を慰霊する夏祭りとして、昭和22年に始まった「みたままつり」。
神輿振りや青森ねぶたといった奉納芸能が催され、毎年多くの参拝者で賑わいます。
日没後、約1万灯の大型献灯が一斉に参道の両側を彩る姿は迫力があり、また小型献灯のオレンジ色の灯りのトンネルは新たなフォトスポットと化しているよう。
献灯は、大型献灯で 12,000円 、小型献灯で3,000円となっており、現地でも申し込み可能です。
【開催期間】2019年7月13日(土) ~2019年7月16日(火)
【時間】6:00~21:30(提灯の点灯は夕刻より)
【住所】東京都千代田区九段北3丁目1−1
【アクセス】九段下駅より徒歩5分
【WEBサイト】
http://www.yasukuni.or.jp/
3. 植田正治写真美術館|鳥取県
|山陰の美しさを再発見できる「逆さ大山」が話題のミュージアム!
世界で最も注目された日本人写真家のひとり、植田正治氏の作品を約1万2000点を収蔵・展示するこのミュージアム。
山陰の空や砂丘を背景に多くの写真を残した植田氏の、個性的な作品が並びます。また、このミュージアムで一際人気を呼んでいるのが、建築家・高松伸設計により設計された、 逆さ富士ならぬ“逆さ大山”。
ハットが描かれたガラスの前で、植田氏の演出写真においてかかせないステッキ・傘の小道具を使い、大山をバックに写真が撮影できるというもの。美しい大山をバックに、みなさんならどんなアイデア写真を撮影されますか?
【住所】鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
【開館時間】9:00~17:00
【料金】一般900円、高校大学生500円、小中学生300円
【休館日】毎週火曜日(祝祭日の場合は翌日)
【アクセス】JR山陰本線「米子駅」からタクシー・バスで25分
【WEBサイト】
http://www.japro.com/ueda/
4. 鎌倉花火大会|神奈川県
|潮風香る鎌倉の海に咲く、迫力満点の水中花火
今年で開催71回を迎える鎌倉花火大会の名物は、なんといっても水中花火!高速船から海に投げ入れる水中花火は、海面に半円を描き暗闇を彩り、その美しさは息を呑むほど。
砂浜にまで、ドーンという振動が伝わってくる、迫力満点の花火が魅力です。
その他にも連続花火のスターマインなど、著名な花火業者の作品が次々と夏の夜空を彩ります。
由比ヶ浜海岸や材木座海岸の砂浜に座り、潮風を感じながら夏の大輪をたのしみましょう。
5. 古宇利オーシャンタワー|沖縄県
|エメラルドグリーンの海と満点の星空!ベストシーズンの沖縄で絶景を堪能
梅雨もあけ、6月末ごろから快晴の日が増えベストシーズンを迎える沖縄。
この時期にぜひカップルや大切な人と一緒に訪れていただきたいのが、古宇利オーシャンタワーです。海抜82mの白亜の塔からの眺める景色は、まるでポストカードのよう。
タワーの中には、1万点以上の世界の貝を展示したシェルミュージアム、絶景を望むカフェとレストラン、島限定のスイーツのショップなどがあり、ゆったり時間を過ごせます。
また、7月20日(土)~9月23日(月)には星空タワーが開催され、落書きプラネタリウムや星空教室、ビッグハートイルミネーションなど星をテーマにしたアトラクションを楽しむこともできますよ。
【住所】沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利538番地
【料金】大人:800円、中高生:600円、小学生:300円、小学生以下:無料
【営業時間】9:00~18:00 最終入園17:30
【休業日】年中無休
【星空タワー】18:30~21:30 (受付締切19:50)、
おとな・こども(満6歳以上):2,000円、幼児(3~5歳):1,000円
【アクセス】那覇から 那覇空港自動車道、
沖縄自動車道 (豊見城・名嘉地IC~許田IC)を利用して約1時間30分~2時間
【WEBサイト】
https://www.kouri-oceantower.com/
6. マザー牧場の桃色吐息|千葉県
┃夏のマザー牧場を彩る広大なピンク色の絨毯
花の咲く時期といえば春や初夏が多い印象ですが、マザー牧場の鹿野山では5月中旬から9月中旬にかけ、約25,000株の「桃色吐息」がピンクの絨毯を敷き詰めたように山肌を彩ります。
桃色吐息という一風変わった名前の花は、ペチュニアを品種改良したもので2014年に生まれた新しい品種です。
標高300メートルほどの鹿野山には散策路が整えられており、桃色吐息の咲く中をゆっくり散策することができます。
また、「ふれあい牧場」では牛、馬、アルパカ、カピバラをはじめたくさんの動物たちとふれあうことができ、乗馬や乳搾、アイスクリームやチーズの手作りなどさまざまな体験ができ一日中楽しむことができますよ。
7. 水島|福井県
┃北陸のハワイ!コバルトブルーの海に包まれた夏限定の楽園
「水島」は、福井県の敦賀半島の先端に浮かぶ無人島。白い砂浜が弓状に広がるビーチは美しく、「敦賀湾の真珠」とも讃えられるほど。
海は、透明度抜群でシュノーケリングにも最適で、遠浅のため安全で、子供と一緒に遊ぶのにもぴったりです。
水島への渡し船が出ているのは夏の間だけ!短い夏の思い出を、期間限定の楽園で作ってみてはいかがでしょうか。
【住所】福井県敦賀市色浜
【渡し舟運行期間】2019年7月13日(土)~8月31日(土)
【アクセス】JR敦賀駅からコミュニティバスで30分
(「色ヶ浜」下車、色ヶ浜船着場まで徒歩3分)、色ヶ浜乗船場から渡し舟で10分
8. モネの庭マルモッタン|高知県
┃モネが愛した風景が高知に!朝日を浴びて輝く睡蓮の庭を求めて
日本にもファンが多く、たびたび大きな美術館で展示も行われるフランス印象派の画家、クロード・モネ。モネの代表作と言えば、なんといっても「睡蓮」でしょう。
モネは自然豊かなジヴェルニー村に移り住み、自宅の向かいに水の庭をつくり、生涯で200点を超える睡蓮の絵を描いたと言われています。
そのモネの庭を再現した高知県東部の北川村『モネの庭』マルモッタン。実はこの庭、ジヴェルニー村にあるモネの庭に何度も足を運び、庭を造ったというから驚きです。その努力のおかげで、世界で唯一正式に「モネの庭」という名称を譲り受けました。
睡蓮の最盛期は6月中旬から7月中旬、また花が咲き始める午前にいくのがおすすめ。夏の朝、朝日を受けて光る水面に浮かぶ睡蓮は、モネの絵画さながらの絶景です。
9. 貴船神社 七夕笹飾りライトアップ|京都
┃京都の夏の夜、光る短冊に願いをこめて
参道に並ぶ赤灯篭が美しい、京都の貴船神社。
夏の貴船神社のフォトジェニックなイベントが七夕笹飾りライトアップです。
夕暮れ時になると、ライトに照らされた青紅葉と七夕の笹飾りが暗闇に浮かび上がり、昼間とは違った幽玄な世界へと連れて行ってくれます。
笹にくくられる短冊は、1枚100円。縁結びの神様としても有名ですので、良縁のお願い事をかけてくくればご利益が期待できるかもしれません。ライトアップの開催期間中はバスの運行も延長されます。
カップルで、友達同士で、訪れてみてはいかがでしょうか?
【開催日時】
2019年7月1日 (月)~8月15日(木)夕暮れ~20:00まで
土曜日・日曜日・祝日は日没~ 21:00まで
10. 天王八幡神社|岡山
┃眩い光の乱舞!全国的にも珍しい金ボタルの集団生息地
ここは、世界的にも注目をされているホタルの生息地。金色に光ることから名付けられた「金ボタル」は、天王八幡神社周辺が集団発生地として知られています。
そして、これらの「金ボタル」が光り輝くのはなんと7月の数日だけ。数千にもおよぶ光が乱舞する神秘的な光景は必見です。
11. ライトアッププロムナード|奈良
┃古都の宵を彩る!世界遺産や歴史的建造物の美しいライトアップ
奈良に点在する世界遺産や歴史的建造物を美しくライトアップする夏の夜のイベント。
昼間とはまた違った幻想的な奈良の世界を、ゆっくり散策するのも風情があっておすすめです。
12. ファーム富田|北海道
┃色とりどりの絨毯!広大なラベンダー畑は夏の北海道の代名詞
ラベンダーで有名な富良野にある「ファーム富田」は7月がシーズン。
日本最大級の広大なラベンダー畑はまるで紫色の絨毯のよう。シャワーのように降り注ぐラベンダーのアロマやラベンダーソフトクリームが人気。北海道の夏の定番スポットです。
13. 仁淀川|高知
┃息をのむほどの仁淀ブルー!夏は景観だけでなくアクティビティーも充実
ここは、川遊びの人気スポット。“仁淀ブルー”と称賛される仁淀川は、”日本一美しい川”と言われるほど、青く透き通った美しさを誇る川です。
夏になると、川遊びや水泳、水浴び、釣り、カヌー、キャンプなど大勢の人たちで賑わうので、一足先に夏を満喫したい方は、7月に行くのがおすすめ。
自然体験だけではなく、バームクーヘン体験や梨狩りなど、食に関するレジャーも豊富なので、家族で楽しめるスポットです。
以上、7月におすすめの絶景13選を紹介しました。
だんだんと、夏も本番に近づいてきましたね。
ちょっと早めに夏休みを満喫してみてはいかがでしょうか。
この記事は2019/5/27 に更新しました(ZEKKEI Japan編集部)