1年のうちで一番寒さを感じる2月は、外に出るのも億劫になりがち。
しかし、年始後のハイシーズンを終えたこの時期は、国内旅行の閑散期!旅行にオススメの月なのです。
寒い時期だからこそ楽しめる雪景色や温泉、または一足早い春に出会う事だってできる。
今回はそんな、2月に見たい絶景をご紹介します。
1. さっぽろ雪まつり|北海道
|国際色豊かな世界三大雪祭り!
2019年1月31日から2月11日まで札幌で開催される日本の冬の一大イベント、今年で70回目を迎える「さっぽろ雪まつり」。
中国の「ハルビン氷祭り」カナダの「ケッベクウィンターカーニバル」と並び世界3大雪祭といわれています。
大通公園をメイン会場とし3つの会場から構成されており、各会場が全く違ったコンセプトとなっているため、訪れる人を飽きさせません。
また、日没から実施されるライトアップやプロジェクションマッピングなど夜まで楽しめるイベントも盛りだくさんです。
大通り会場には様々な国の料理が楽しめる屋台が登場し、世界3大雪祭りにふさわしく国際色豊かなお祭りとなっています。
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2. みなみの桜|静岡
|早春の南伊豆で一足早いお花見はいかが?
「旅行をするなら、桜の時期にしたい」とお考えの方へ。
ゆったり大らかな自然に抱かれ温暖な気候の南伊豆に、一足早く開花する桜があるのをご存知でしょうか?
この時期訪れると、可愛らしいピンクと黄色のコントラストの絶景を見ることができますよ!
また、開花時期に合わせて「みなみの桜と菜の花まつり」が、2019年2月10日(日)~3月10日(日)に開催されます。夜桜ライトアップや特産の伊勢海老の味噌汁が振舞われたりイベントも盛りだくさんです。
3. 横手のかまくら|秋田
|無数のかまくらが輝く日本の雪国ならではの光景
2月の秋田ではおとぎ話の世界に迷い込んだような、幻想的な一夜を過ごすこともできます。
秋田県内でも降雪量の多い横手市では、およそ450年前から雪の壁を作り、その中にお正月飾りやお供え物を入れ子供の成長を祈る「かまくら」が行われてきました。
その「かまくら」に、いつの間にか子供達が中に入りお餅や甘酒を楽しむ文化が生まれました。
1936年にここを訪れたドイツの建築家、ブルーノ・タウトは「これほど美しいもの見たことがない」とその光景を絶賛したそうです。
今ではすっかりみちのくの風物詩として有名になった「横手の雪祭り」。
今年は2月14日に「かまくら撮影会」、15日・16日に「ミニかまくら」「約450年の伝統・かまくら」が行われる予定です!
4. 大阪城公園|大阪
|大阪城を背景に梅を愛でる、関西有数の梅の名所
西日本随一の大きさを誇る大阪城公園の梅林。
1月中旬あたりから100種類約1,270本もの梅が次々に咲き乱れ、白・赤・ピンクに黄色、色とりどりの梅に埋め尽くされる光景は、まさに百花繚乱。
そして、その背景には贅沢にも大阪城の天守閣を望むことができます。
また、別の方向を向けば、高層ビルと梅という対照的な光景も見ることできます。どちらも美しく、まだ寒いこの時期にしか見ることのできない絶景です!
5. 長崎ランタンフェスティバル|長崎
|ここは一体どこ?幻想的なランタンの街で春節を祝おう!
長崎を訪れると、少なからず異国へ来たように感じるのではないでしょうか?
日本が鎖国をしていた時代、唯一外国貿易が許された長崎。
西洋のオランダと東洋の中国が和の文化に混ざり合い、長崎は日本史上例を見ない多文化都市となりました。
そんな異国情緒溢れる長崎がひときわ輝くのが旧正月を祝う行事、「春節祭」を起源とする長崎ランタンフェスティバル!
2019年2月5日〜2月19日まで実施されます。期間中は約15,000個のランタンやオブジェが街を彩り、龍踊や中国雑技、二胡演奏など中国の伝統芸能が繰り広げられます。
ここは一体どこ?と思ってしまうような、幻想的な夜を過ごして見てはいかがでしょう!
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6. 灘黒岩水仙郷|兵庫
|キラキラ光る瀬戸内海と500万本の水仙の群れ
様々の花の絶景がありますが、一面の水仙が咲く場所は珍しいのではないでしょうか。
早春に咲く水仙は、淡路島の冬の風物詩。
江戸時代に海外に漂着した水仙の球根を地元の漁民がここに植えたのが始まりとされており、今では約700ヘクタールにわたり、500万本もの水仙が丘一面に咲き誇っています。
黄色と白の水仙が丘を埋め尽くし、その先にはキラキラ光る温暖な瀬戸内海を見ることができ、とても爽やかな気持ちになれる、2月の絶景です!
7. 野沢温泉外湯めぐり|長野
|日本有数の豪雪地帯で信州の湯を満喫
冬の旅で外せないのは、やはり何と言っても温泉です!
日本有数の豪雪地帯でありスキー場としても有名な野沢温泉は、なんと奈良時代に発見されたお湯なのです。野沢温泉街には「外湯」と呼ばれる共同浴場が13箇所あり、全て源泉掛け流しで無料で入浴できます。
各外湯には、賽銭箱が置いてありますのでちょっとばかりのお気持ちを。
街の中心部にある「大湯」は江戸時代の趣を現在に伝える美しい湯屋建築で外湯を代表する浴場です。
お湯の温度は各外湯によって異なりますが、全体的に40℃以上と熱めのお湯となっており、豪雪地帯でも体はポカポカ。
また、泉質や効能が少しづつ異なるので、雪の温泉街を歩きながらどの外湯に入るか散策するのも楽しいですね!
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2月に見たい絶景、いかがでしたでしょうか?冬と春が両方楽しむことができる季節なので、寒さに負けず、ぜひお出かけしてみてくださいね!