見渡す限りピンク一色!世界遺産「奈良・吉野山」で見る神秘的な桜の風景

見渡す限りピンク一色!世界遺産「奈良・吉野山」で見る神秘的な桜の風景
今回は、奈良・吉野山で見る桜の魅力についてご紹介していきたいと思います!
古来より日本一の桜の名所として名高いこの場所は、自然の景色と貴重な建造物を一緒に見ることができるおすすめスポットです。
吉野山にはエリアごとに見所が満載で、各所では吉野の食材が味わえる飲食店も多く建ち並んでいます。
そんな魅力溢れる吉野山で春の味覚を感じながらお花見を楽しみませんか?

奈良県・吉野山ってどんな場所?

吉野山(サブ画像)
吉野山(よしのやま)は奈良県の中央部に位置する吉野郡吉野町にあり、南岸から大峰山脈へと南北に続く尾根で桜の名所として知られています。
桜の名所となった歴史は古く、約1300年前から吉野は神仙の住む理想郷として認識され、のちに修験道(しゅげんどう)の開祖と呼ばれる役行者(えんのぎょうじゃ)が1000日の厳しい修行の果てに蔵王権現(ざおうごんげん)を感得(かんとく)し、その尊像こそ民衆を救うものだとして桜の木に刻み、これを山上ヶ岳と吉野山に祀ったことが起源とされています。
その後も「桜」こそ「御神木」に相応しいとされ、山岳宗教と密接に結びついた信仰の桜として現在まで大切に保護されています。

吉野山(よしのやま)には、約200種類3万本の桜が下千本(しもせんぼん)・上千本(かみせんぼん)・中千本(なかせんぼん)・奥千本(おくせんぼん)の4か所に密集しており、例年では4月上旬頃から見頃を迎えています。エリアによって見頃や楽しみ方が異なり、麓(ふもと)の下千本(しもせんぼん)から順番に開花をし始め、徐々に山をピンク色に染めていきます。
山中にはハイキングコースが整備されており、ロープウェイや飲食店、寺院などが多く建ち並ぶ観光地としても有名な場所になっています。

お花見スポット① 下千本(しもせんぼん)エリア

吉野山(下千本)
吉野山の入り口にある下千本エリアには、修験道の総本山である金峯山寺(きんぷせんじ)や、一目千本の光景が臨める下千本展望所、門前町の風情ある町並みと桜が見られる大橋、歴史的建造物・南朝皇居跡など、様々な場所からお花見が楽しめます。
いずれも下千本駐車場から歩いて15分ほどの場所にあり、他にも近鉄・吉野駅近くにある日本最古のロープウェイを利用して移動することもできます。

【駐車場情報】
・下千本駐車場
普通自動車で約400台。大型バス・トラックも駐車可能。

【ロープウェイについて】
近鉄吉野駅から徒歩約3分の場所にある「千本口駅」から、下千本桜が周辺を取り囲む「吉野山駅」を結ぶロープウェイです。乗車からわずか3分程で到着できるので、小さなお子さんやお年寄りの方も安全に登ることができます。
時刻表や運上状況については、下記公式サイトよりご確認ください。
http://www.yokb315.co.jp/ropeway.php

  • 金峯山寺
  • 南朝皇居跡

■下千本のグルメスポット「花見亭」

ロープウェイ・吉野山駅からすぐの場所にある花見亭では、吉野の食材が一度に味わえる定食から、名物のさくら羊羹や葛桜を抹茶といただけるセットが充実しています。
一つ一つ丁寧に手作りされた和菓子はお土産で購入することができ、プレゼントにも最適です。

【店名】花見亭
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山346-1
【WEBサイト】http://yoshinoyama-hanamitei.com/index.html

■下千本のグルメスポット「季節料理 初音」

「吉野を味わう」をコンセプトに、吉野で採れた山菜、鮎(あゆ)、いのしし肉、吉野産のこんにゃくなどの食材を用いて、季節の料理が堪能できるお食事処です。
地元の吉野杉と桧(ひのき)で建てられた趣のある外観が特徴的で、店内は高齢の方も利用しやすいように一部を椅子席に変更していたり、海外の方にも対応できる設備を整えていたりと、訪れる人々への配慮がとても感じられます。

【店名】季節料理 初音
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山下千本
【WEBサイト】https://hatuneyoshino.jp/

■下千本のグルメスポット「ひょうたろう」

奈良名物・柿の葉寿司の店頭販売・地方発送しているお店で、お花見や紅葉シーズンには午前中で売り切れてしまうほど大人気のお店です。 柿の葉寿司は塩などでしめたサバと酢飯を柿の葉で包み、木箱に詰めて作る押し寿司ですが、購入してすぐ食べるのではなく、サバと酢飯が馴染んだ2日目が一番美味しいと言われています。

【店名】ひょうたろう
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山429番地

お花見スポット ②中千本(なかせんぼん)エリア

吉野山(中千本)
下千本を30分程進んでいくと、吉野山の中腹に位置する中千本(なかせんぼん)エリアに入ります。
ここでの見所はなんと言っても吉水神社から見る「一目千本(ひとめせんぼん)」。名前の通り中千本や上千本が一望ができ、沢山の人が集まる代表的な場所になっています。
その他にも、東南院(とうなんいん)の多宝塔とシダレザクラの景観や太平記ゆかりの「如意輪寺(にょいりんじ)」周辺の桜も見逃せません。

【駐車場情報】
・中千本公園
約200台(花見シーズン中は駐車料金が有料)

  • 吉水神社2
  • 東南院

■中千本のグルメスポット「豆冨茶屋 林」

県内で作られた希少な大豆や契約栽培国産大豆を贅沢に使ったお豆腐が絶品のお店です。
お豆腐尽くしの御膳から、お豆腐を用いたラーメンやハンバーグなどの珍しい料理もあり、幅広い年代に親しまれるメニューが豊富に提供されています。
食事の後は、濃厚な豆乳を使用したソフトクリーム、パフェ、豆腐ドーナッツのスイーツを味わうのもおすすめです。

【店名】豆冨茶屋 林
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山551
【WEBサイト】http://www.yoshinoyama-tofu.jp/oshokuji.php

■中千本のグルメスポット「ちゃつぼ 芳魂庵(ほうこんあん)」

吉野山で初めてお茶と葛餅を提供した老舗の茶屋で、素材にこだわったお菓子と濃厚な抹茶がいただけるお店です。
創業当時から吉野産の自然原料を使い、一つ一つ手作りされた和菓子は昔ながらの優しい味わいが楽しめます。
また、店内には昔懐かしい小物や調度品などが置かれており、さらにノスタルジック雰囲気が感じられて癒されます。

【店名】ちゃつぼ 芳魂庵(ほうこんあん)
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山550
【WEBサイト】http://houkonan.jp/

■中千本のグルメスポット「静亭」

旬の食材にこだわった料理が自慢の静亭では、鴨を使ったうどん・ハンバーグ・鍋や、野菜・魚がたっぷり入った定食、名物の柿の葉すしなどが提供されています。
豊富な食事メニューはどれも体に優しく、吉野の味覚が贅沢に堪能できる料理ばかりです。他にも甘味セットやドリンクメニューも充実しているので、休憩に訪れるのもおすすめです。

【店名】静亭
【住所】〒639-3115吉野郡吉野町吉野山952
【WEBサイト】http://www.yosino-sizukatei.sakura.ne.jp/index.html

お花見スポット ③上千本(かみせんぼん)エリア

吉野山(上千本)
下千本・中千本とは異なり、急な坂が増えるエリアですが、その分高い位置から桜の風景が臨めるエリアでもあります。 中でも標高約600mにある花矢倉展望台は全体を見渡せる絶景スポットで、日が暮れてくると街並みに灯りがつき始め、昼間とは違った幻想的な風景を見ることができます。

【駐車場情報】
下千本駐車場から徒歩約30分。

  • 花矢倉展望台
  • 吉野山(上千本)

■上千本のグルメスポット「花錦 (はなにしき) 」

花錦 (はなにしき) は、古民家を活用した茶屋で水分神社や奥千本からの帰り道にあります。
葛餅は注文してから作るというこだわりで、常に出来立てで温かい葛餅を食べることができます。 また、国産の本葛を使用した葛餅や葛切りは透明度が高く、黒蜜や金柑の蜜付けなども手作りで作られています。

【店名】花錦 (はなにしき)
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山1306

■上千本のグルメスポット「矢的庵(やまとあん)」

信州宇・八ヶ岳産のそばと吉野山の名水を使った手打ちそばが絶品の「矢的庵(やまとあん)」。
そばは3~4種類を独自にブレンドし、出汁は日高昆布とカツオやサバなどの4種を使った関西風味のつゆが食欲をそそります。 その他の天ぷらや料理にも地元の食材が使われており、この土地ならではの料理を思う存分味わえます。

【店名】矢的庵(やまとあん)
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2296
【WEBサイト】http://www.yamatoan.com/

■上千本のグルメスポット「花矢倉展望台 子守茶屋」

人気の展望スポット・花矢倉展望台にある甘味処「子守茶屋」では、名物・しいたけ飯やおでんが提供されています。
外には屋根のないオープン席が設けられ、上千本や中千本などの桜を臨みながら食事を楽しむことができます。 最終地点の奥千本までのエネルギー補給に休んでいくのにも最適な場所です。

【店名】花矢倉展望台 子守茶屋
【住所】〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山1711

お花見スポット ④奥千本(おくせんぼん)エリア

吉野山(奥千本)
吉野山で最も山奥にある奥千本(おくせんぼん)エリアは、山奥ならではの静寂さの中にひっそりと咲く山桜は神秘的な桜スポットです。
他のエリアとは異なって昔ながらの山道が続き、平安時代から鎌倉時代に活躍した歌人「西行法師(さいぎょう)」が居たとされる西行庵(さいぎょうあん)や世界遺産「金峯神社(きんぷじんじゃ)」、金剛山(こんごうさん)や葛城山(かつらぎさん)が眺められる高城山展望台などの場所が点在しています。

日ごろの喧騒から離れて自然に癒されたいという方にぴったりのエリアですし、吉野山の入口から徒歩1時間半~2時間のコースなので気軽に登山を楽しみたい方にもおすすめの目的地です。

【駐車場情報】
下千本駐車場から徒歩約1時間30分。

  • 金峯神社
  • 西行庵

最後に

奈良・吉野山のお花見スポットをご紹介致しましたが、いかがでしょうか?
全国的にもここまで広い範囲で桜が見られる場所はあまりなく、同じ桜でも様々な景色が楽しめるのはとても魅力的です。

毎年、桜のシーズンは大きな混雑を防ぐため交通規制が行われたり、バスの運行状況が変わったりしています。また、全ての駐車場が満車になっていることも珍しくなく、各店舗やお寺が持つ駐車場も数台しか止められない場所も多いです。そのため、早朝か夕方頃に来山するか、最寄りの吉野駅から徒歩(もしくはロープウェイ)の方が最適といえるでしょう。
事前に交通状況などを確認し、安全にお花見を楽しみましょう!

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