【和歌山編】桜の開花時期を先取り!日本の歴史を彩るお花見スポット10選

【和歌山編】桜の開花時期を先取り!日本の歴史を彩るお花見スポット10選
今回は、2020年の春に向けて少し早いお花見スポットをご紹介!
毎年首都圏のスポットが注目されがちですが、意外と知られていない和歌山の桜の名所をピックアップしてお届けしたいと思います!

和歌山には国宝や重要文化財に指定されている貴重な建造物が多数点在しており、桜の名所としても海外の観光客から人気を集めています。 そんな観光地としても有名な場所から、家族で気軽に行ける場所まで幅広くご紹介いたします!お好きなのスタイルでお花見を満喫しましょう!

【1】お花見は日本だけの文化?

	桜並木 ソメイヨシノ(埼玉/サブ画像)
お花見といえば、桜の下で家族や友人たちとお酒や食事を楽しんだり、桜の並木道をのんびり散策したり、誰もが知る春の風物詩です。
そんな「お花見」ですが、実は日本特有の文化ということを皆さんはご存知でしょうか?

理由として、日本では春夏秋冬と四季が分かれていますが、海外では季節によって天候が変化する国があまりなく、 また、海外だと野外での飲酒が法律で禁止されている国もあるため、お花見のようなイベントが定着していないことが考えられます。
恵まれた環境だからこそ、古くから季節の花々を鑑賞したり、季語を入れて俳句を詠んだりと独特の文化を生まれたとも言えます。

【2】観光地としても大人気!日本の魅力が詰まった桜の名所10選

|1.紀三井寺/和歌山市

紀三井寺

紀三井寺(きみいでら)の境内には、約500本の桜の木が植えられ、3月下旬に見頃を迎えます。
京都・大阪・神戸の中でも早咲き桜として有名で、毎年3月の半ばから「近畿地方に春を呼ぶ寺」としてテレビや雑誌で多く取り上げられています。

お花見シーズンの参詣道(さんけいみち)では、和歌山名産の柑橘(かんきつ)系のお土産が多く並び、絞りたてのジュースを味わえるのも楽しみの一つ。
桜で覆われた楼門をくぐった先には、「結縁(けちえん)坂」があり、商売繁盛や良縁成就のご利益があるとされ、幸せを願いながらお花見するのも素敵です。
また、最寄りに「JR紀勢本線紀三井寺駅」があり、駅からは徒歩10分ほどで行くことができてアクセスも良好です。

|2.和歌山城/和歌山市


和歌山城

和歌山城は、天正13年(1585年)に豊臣秀吉が弟の秀長に築城(ちくじょう)させたのが始まりと言われており、徳川御三家の紀州藩(きしゅうはん)によって大切に守られていたお城です。
現在の建物は、1958年に東京工業大学名誉教授「藤岡通夫(ふじおかみちお)氏」の指示のもと、鉄筋コンクリート構造によって外観が復元されています。

和歌山城では毎年3月下旬~4月上旬に「桜まつり」が開催されます。
ソメイヨシノを中心に約600本の桜が咲き乱れ、岡口門から二の丸庭園まで美しい桜並木が続きます。
桜まつり期間中は、約100本のぼんぼりと約400個の提灯(ちょうちん)が灯り、屋台も出店され多くの人で賑わいます。

|3.高津子山(章魚頭姿山)展望台/和歌山市

章魚頭姿山(高津子山)

標高136mの高津子山(たこずしやま)は、1960年代に「新吉野」と呼ばれる桜の名所でした。
新和歌遊園(しんわかゆうえん)としてロープウェイや360℃見渡せる回転展望台、スライダーなどが設置され、和歌浦観光の中心として賑わっていました。
1997年に遊園は全面撤去され一時荒れ地化しましたが、16年前から市民有志が手入れを始め、再び桜の名所として生まれ変わっています。

ハイキングコースとしても親しまれる高津子山(たこずしやま)は、3月下旬~4月上旬にソメイヨシノやオオシマザクラなどが見頃を迎えます。
山頂からは、和歌山市内はもちろん、和歌の浦湾の絶景を臨むことができ、桜と海の景色を同時に楽しむことができます。

|4.大池遊園/和歌山市

大池遊園

大池遊園は、わかやま電鉄貴志川線「大池遊園駅(おいけゆうえんえき)」から徒歩すぐの山間に位置し、周囲4kmの大池を中心とした広さ約1300㎡の公園です。
毎年3月中旬から4月上旬に桜の見頃を迎え、大池の周りには約800本のソメイヨシノが取り囲むように咲き誇ります。

特に人気なのは、池の真ん中に架かる鉄橋を"いちご電車"や"たま電車"などの愛らしい電車が走り抜けていくところ。桜と電車のコラボレーションはとても絶妙で、そのシーンを捉えようと多くのカメラマンが集まります。
また、花見のシーズン中は貸しボートを利用でき、水上から咲き乱れる桜を眺めることもできます。

|5.動鳴気峡/田辺市

動鳴気峡

動鳴気峡(どうめききょう)は、田辺市稲成町にある県立自然公園の岩口池です。
毎年3月下旬から4月上旬に桜まつりが開かれ、2019年は福引きやじゃんけん大会など大人も子供も楽しめるイベントが催されました。18:00~22:00は桜がライトアップされ、暗闇に浮かぶ夜桜は幻想的でつい見入ってしまいます。

動鳴気峡(どうめききょう)の近くには、東西1.5km、南北1kmにわたっていくつもの岩山が並ぶ"ひき岩群"があり、晴れた日は展望台から田辺の市街地や、田辺湾を越えて白浜までが大パノラマで一望できます。

|6.熊野本宮大社旧社地・大斎原/田辺市

熊野本宮大社旧社地

熊野本宮大社旧社地・大斎原(おおゆのはら)は、元々熊野本宮大社があった場所で、明治22年8月に起きた水害によって当時の建物はほぼ流されてしまいました。
水害を免れた4社は現在の熊野本宮大社に移され、跡地には2基の石祠(せきし)が祀られています。

旧社地近くにある日本一大きい鳥居(高さ33.9m×幅42m)は桜の名所として知られ、毎年春になると大鳥居を桜が美しく彩ります。
昼間は田園の中に大鳥居がそびえ立つ姿が異彩を放っていますが、夜は月に照らされて神秘的な景観へと変化します。
運がよければ、1年のうち数日だけ見られるという、大鳥居の上を天の川が流れる様子をお目にかかれるかもしれません。

|7.粉河寺(本堂)/紀の川市

粉河寺

粉河寺(こかわでら)は、近畿2府4県と岐阜県に点在する観音信仰の霊場「西国三十三ヶ所(さいごくさんじゅうさんしょ)」の第3札所として由緒あるお寺です。
そして、桜の名所でも親しまれ、3月下旬頃になると大門から中山門まで約500mにわたって桜並木が続きます。

本堂の前には「湯浅桜(ゆあさざくら)」が植えられており、かつて湯浅(ゆあさ)に住んでいた藤原宗永(ふじわら の むねなが)が千手観音のお告げでこの場所に植えたと伝わっています。
その付近には国の名勝「石庭(せきてい)」が東西に分かれて存在し、石を複雑に組み合わせて作った日本で先例のない石組みが特徴的です。石庭(せきてい)の周辺にも桜が咲き誇り、他の季節では見られない美麗な庭園を眺めることができます。

|8.平草原公園/西牟婁郡白浜町

平草原公園

平草原公園(へいそうげんこうえん)は、白浜温泉街と海が一望できる高台の公園です。
和歌山県内でも人気の高いスポットで、満開時には平草原公園桜まつりが行われ、例年2万人を超える花見客が訪れています。

春にはソメイヨシノを中心に、オオシマザクラ、ヤマザクラ、ウコンザクラやシダレザクラなど10種以上の桜が約2000本咲き誇り、園内の外周に全長2kmの「トリムコース」があります。道中には丸太渡りや段違いのハードルなどの遊具が数種類設置されており、散策や遊び場としても最適の場所です。

|9.七川ダム湖畔/東牟婁郡古座川町

七川ダム

昭和31年のダム完成に伴い、七川ダム湖畔には地域住民によって約3000本のソメイヨシノが植栽され、開花の時期には山々の緑と桜の絶妙なコントラストを生み出しています。

日没後はライトアップで夜桜の演出があったり、色とりどりの鯉のぼりが上がります。桜と鯉のぼりのコラボレーションはお花見シーズンにしか見ることができないので、欠かせない撮影スポットです。

|10.長保寺/海南市

長保寺

長保寺(ちょうほうじ)には、紀州藩初代藩主「徳川頼宣(とくがわ よりのぶ)」が紀州徳川家の菩提寺(ぼだいじ)とし、徳川吉宗・徳川家茂(いえもち)を除く、歴代の紀州藩主紀州徳川家(きしゅうはんしゅとくがわけ)が眠る墓所として有名です。
また、"花の寺"とも呼ばれるほど見事な桜の大樹が多く植えられ、本堂・多宝塔(たほうとう)・大門や、参道、本堂に繋がる石段など、至るところで桜が見られます。

境内には鎌倉時代から続く貴重な建造物が残され、神聖な場所を優しく彩る桜との組み合わせは日本ならではの景観と言えるでしょう。

【3】最後に

いかがでしょうか?今回は和歌山のお花見スポットをご紹介いたしました!
桜の下で仲間と楽しむのも良いですが、立ち止まってゆっくり桜を見るとより春を感じられておすすめです。
2020年の春は、桜に彩られる重要文化財の数々や、ライトアップで輝く夜桜などの桜まつりをぜひ楽しんでください。

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