「ケンとメリーの木」の由来は?北海道・美瑛のユニークな6本の木

「ケンとメリーの木」の由来は?北海道・美瑛のユニークな6本の木
「青い池」、「四季彩の丘」など、フォトジェニックなスポットにあふれる北海道・美瑛。 そんな美瑛の、ユニークな6本の木々が今回の主役です!
ドライブコースとしても人気の高い、パッチワークの路沿いに点在する、絵になる木々をご紹介します。

1. セブンスターの木

セブンスターの木
  • セブンスターの木
  • セブンスターの木

|40年以上愛されている「セブンスター」。そのパッケージに使用された雄大なカシワの木

「パッチワークの路」を360度楽しむことができる丘の上に立つ、1本のカシワの木。1976年に日本専売公社(現JT)の「セブンスター」の観光たばこ「北海道の旅」のパッケージに使用されたことから、セブンスターの木と名付けられました。
夏は青空の下、ジャガイモの白い花が咲き誇る姿や、真冬にはあたり一面、雪で覆われ真っ白な姿が見られます。通り沿いにあり、駐車場も完備されているので、車を止めてじっくり景色を楽しめますよ。
【住所】北海道上川郡美瑛町北瑛
【WEBサイト】https://www.biei-hokkaido.jp/ja/sightseeing/sevn-stars-tree/
【アクセス】JR美瑛駅より車で約15分

2. ケンとメリーの木

ケンとメリーの木
  • ケンとメリーの木
  • ケンとメリーの木

|四季折々その背景が変化する、美瑛の広大な土地にただまっすぐたたずむポプラの木

ケンとメリーの木は、樹齢は90年を超える一本のポプラの大きな木。1972年に放送された日産自動車「スカイライン」のCMロケ地として起用され、そのCMに登場するカップルの名前から「ケンとメリーの木」と名付けられました。
広々とした農地にそびえ立つ姿が美しく、夏には菜の花、ルピナス、そばの花などの季節の花々、秋は枯草の黄金色、冬は白い雪に包まれ、その表情を変えていきます。近くには、大きな駐車場もあるので、車を降りていろいろな角度から木の姿を眺めることも良し!
また、ケンとメリーの木が一望できるカフェもあるので、美瑛の雄大な景色を楽しみながらティータイムもおすすめです。
【住所】北海道上川郡美瑛町大久保協生
【WEBサイト】https://www.biei-hokkaido.jp/ja/sightseeing/ken-merry-tree/
【アクセス】JR美瑛駅より車で約5分

3. 親子の木

親子の木
  • 親子の木
  • 親子の木

|お父さんとお母さん、そして子ども。でも引いてよく見てみると、「お姑さん」がいる!

小高い丘の上に仲良く寄り添うように立つ、3本のカシワの木。大きな2本の木の間に小さな木が1本ある姿が、まるで仲の良い親子のように見えることから「親子の木」と名付けられました。
「親子の木」は近くよりも遠くから眺めるのがおすすめ。また、少し離れた場所には、「姑の木」と呼ばれる木もあるんですよ。木の周りの畑は、麦、ジャガイモ、ビートと、年ごとに作物が植え替えられ、親子の木もその度に新しい表情を見せてくれます。駐車場がないので、観光シーズンには路上駐車が多いので注意が必要です。
【住所】北海道上川郡美瑛町美田夕張
【アクセス】JR美瑛駅から車で約15分

4. マイルドセブンの丘

美瑛には、1978年にたばこのマイルドセブンのCMのロケ地となった「マイルドセブンの丘」と、パッケージのロケ地となった「もう一つのマイルドセブンの丘」または「旧マイルドセブンの丘」とも呼ばれる2つの有名なスポットがあります。

|一部の観光客が原因?姿を消しつつある、カメラマンを虜にした「マイルドセブンの丘」のカラマツの木々

CMやポスターに使用されたマイルドセブンの丘は、防風林として植えられたカラマツの木々が一直線に並ぶ風景。
マイルドセブンの丘
  • マイルドセブンの丘
  • マイルドセブンの丘
▲CMのロケ地となった「マイルドセブンの丘」
夏には紫色のラベンダーや白いジャガイモの花が咲き、秋は黄金色の小麦、冬は一面銀白の雪に抱かれる風景は、多くのカメラマンたちを虜にしています。
そんなマイルドセブンの丘の木は、残念ながら、2018年に2/3近くが伐採されてしまいました。諸説あるようですが、畑に勝手に侵入し写真を撮影する観光客が増えたことから、このような対策をとったのではないかと言われています。

|「もう一つのマイルドセブンの丘」は、周囲が白銀の世界に変わるとき圧巻の姿を現す

また、マイルドセブンの丘から、少し北のほうにある記念たばこのパッケージとして使用された風景は、「もう一つのマイルドセブンの丘」または「旧マイルドセブンの丘」とも呼ばれています。
もう一つのマイルドセブンの丘
  • もう一つのマイルドセブンの丘
  • もう一つのマイルドセブンの丘
▲パッケージのロケ地となった丘。「もう一つのマイルドセブンの丘」、「旧マイルドセブンの丘」と呼ばれる
こちらもカラマツの林ですが、こんもりとした丸いフォルムが特徴。新緑の春から夏にかけても美しいですが、パッケージにもなった雪景色がおすすめです。
特に真冬の季節であれば、お昼の12時~14時頃にかけてが鑑賞のベストタイミング。 木々の真上に太陽が姿を現し、その光に照らされた木々の影が、真っ白い地面にぐんと伸びる姿はまさに圧巻です!
【住所】北海道美瑛町美田
【WEBサイト】http://www.biei-hokkaido.jp/
【アクセス】JR美瑛駅から車で約10分

5. クリスマスツリーの木

クリスマスツリーの木
  • クリスマスツリーの木
  • クリスマスツリーの木

|1年中楽しめる美瑛の「クリスマスツリーの木」。でもやっぱり見るには冬がおすすめ!

美瑛の丘南東部、「パノラマロード」エリアにぽつんと立つ、一本のトウヒの木。
この木の名前の由来は、その姿がクリスマスツリーに似ていること、そして、上部の枝ぶりが星の形に見えることから名付けられました。寒さに強いエゾマツの仲間で、冬でも葉を落とさないトウヒの木。冬には、凛とした一本の木と、雪原に伸びる影の織りなす美しい光景を撮影しようと多くの人が訪れます。また、雪が舞い散る中、佇む姿も幻想的ですよ。
冬にしか見られないこの光景をカメラに収めたいところですが、木の周りは私有地なので立ち入ることはできません。道路は車を置くスペースが除雪されているので、そちらに駐車しましょう。
【住所】北海道上川郡美瑛町美馬牛
【WEBサイト】https://www.biei-hokkaido.jp/
【アクセス】JR美瑛駅から車で約15分

6. 哲学の木

哲学の木
  • 哲学の木
  • 哲学の木

|今はもう見られない。なぜ見られなくなったのか、その教訓を物語る「哲学の木」

2016年2月、美瑛の丘に立つ1本のポプラの木が倒されました。その木は、まるで首を傾け物思いに耽る哲学者のように見えることから「哲学の木」と名付けられ、その姿を一目見ようとたくさんの観光客が訪れました。

年月が経ち、老いた木が倒れて農作物に被害を及ぼさないようにと木が伐採されたようですが、一方では観光客やカメラマンのマナーの悪さも原因に挙げられています。
もともと、「哲学の木」は100mほど離れた道路から撮影することができました。が、しかし、立入禁止の看板を無視して、畑に入って踏み荒らしたり、ゴミをそのまま放置したりと、マナー違反が相次いでいたそうです。

この「哲学の木」のエピソードを忘れずに、美瑛の美しい風景を守っていきたいですね。
【住所】北海道上川郡美瑛町常盤
ご紹介した美しい美瑛の丘の木々は、いかがでしたでしょうか。これから冬にかけて、美瑛の丘は雪に覆われ、木々は白銀の世界で、また一味違った表情を見せてくれます。
この季節にしか見られない美しい木々を、しっかり写真に収めたい気持ちはもちろんですが、美瑛の丘のほとんどは私有地となっています。無断で立ちいったり、駐車してはいけない場所に駐車したりなど、くれぐれもマナー違反に注意してくださいね。

美しい美瑛の風景を守ることを心がけて、撮影やドライブを楽しみましょう。

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