上下逆さまの世界!「リフレクション」の絶景写真を撮りに行こう

上下逆さまの世界!「リフレクション」の絶景写真を撮りに行こう
近頃、「リフレクション」という言葉を見聞きするようになりました。
「リフレクション」とは直訳すると「反射・反映」という意味で、SNSでも人や景色が光の反射によって水面などに映り込む、リフレクション写真がよく話題になっています。
今回は思わず「すごい」と声をあげてしまう、リフレクションが見られる絶景や、その撮影方法をご紹介します。

1. 父母ヶ浜(香川県)

父母ヶ浜

|日本版ウユニ塩湖!空も人も映し出す瀬戸内の「天空の鏡」

香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)は、約1kmに渡る美しい海岸。「日本の夕陽百選」に選ばれるほど、夕暮れ時が美しいことで有名です。
その父母ヶ浜が今、南米ボリビアにあるウユニ塩湖のような写真が撮れると、話題になっています。
父母ヶ浜
まるで人が空の中を歩いているような、幻想的な風景。自然の神秘が作り出す、ため息が出るほど美しい絶景です。
美しいリフレクションを撮るには、潮たまりが現れる干潮時で、夕暮れ時の無風状態が良いといわれています。さらに、日没直前や日没後30分間位がベストタイム!
また、カメラを構える際は、水面近くのローアングルで撮影すると、リフレクションがきれいに写ります。ぜひ、あなたならではの1枚にトライしてみて下さい。

2. 清津峡渓谷トンネル(新潟県)

清津峡渓谷トンネル

|自然と芸術のコラボレーションが作り出す絶景パノラマ

新潟県十日町にある、清津峡渓谷トンネル。日本三大峡谷のひとつ・清津峡を鑑賞できるトンネルで、全長は750m。3ヶ所の見晴所から観る清津峡と、トンネル終点のパノラマステーションからの絶景が楽しめます。
  • 清津峡渓谷トンネル
  • 清津峡渓谷トンネル
そのトンネルが2018年7月開催の「大地の芸術祭」に向けてリニューアルされました。
パノラマステーションでの作品展開を手がけるのは、建築家マ・ヤンソン率いる設計事務所・マッド・アーキテクツ。
  • 清津峡渓谷トンネル
  • 清津峡渓谷トンネル
その作品である「ライトケーブ」は、天井にステンレス板を貼り、床に張った水に、清津峡の景観を映り込ませるアート作品です。
ライトケーブで美しいリフレクションを撮影するコツは、人を入れて遠景で撮ること。まるで、異空間にいるような、アーティスティックな写真が撮影できるはずです。

大地の芸術祭」は9月17日まで開催。越後妻有の雄大な自然と芸術のコラボレーションが作り出した、息を飲むような絶景を見に足を運んでみてください。
【料金】大人(高校生以上):800円、中学生以下:無料
※「大地の芸術祭」開催期間中(7月29日(日)〜9月17日(月・祝日))は特別料金となります。
(芸術祭2018パスポート提示で、1回目のみ大人は無料、2回目以降は半額)

3. 晴海埠頭 風媒銀乱(東京都)

  • 晴海埠頭 風媒銀乱
  • 晴海埠頭 風媒銀乱

|海面に浮いているよう!スタイリッシュな「風のオブジェ」

都会的な美しい夜景が撮影できると評判の、晴海埠頭・晴海客船ターミナル。中でも、海面に浮かぶように佇むオブジェ「風媒銀乱(ふうばいぎんらん)」は、「風のオブジェ」というタイトルでSNSでも数多くアップされています。
  • 晴海埠頭 風媒銀乱
  • 晴海埠頭 風媒銀乱
ステンレス製の枠に取り付けられた大小の立方体が風を受けてゆっくり揺れる様は、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
特におすすめなのが日没前後。刻々と変わる空の色に合わせ、水の色も無機質なオブジェもその表情を変えていきます。
シャッターチャンスは、無風で水面が落ち着いている夕暮れ時。時間や角度により表情を変える風媒銀乱の、最高の一枚を写真におさめてみてはいかがでしょうか?
【住所】東京都中央区晴海5-7-1(晴海客船ターミナル)
【料金】無料
【営業時間】
平日:9:00〜17:00(7/20~8/31までは9:00~20:00)
土・日・祝日:9:00~20:00(11/1~3/31までは9:00~19:00)
【休業日】無休
【WEBサイト】http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/harumi
【アクセス】東京駅丸の内南口から都営バス05系統乗車。終点晴海埠頭まで約30分

4. 瑠璃光院(京都府)

瑠璃光院

|テーブルや床に反射する「逆さもみじ」の風景美

フォトジェニックなスポットの宝庫・京都。なかでも京都市左京区にある瑠璃光院は初夏の青もみじ、秋の紅葉と「もみじ」の美しさに定評がある人気のお寺です。
特に、建物2階の書院から臨む、瑠璃の庭のもみじは圧巻。さらに、そのもみじをより美しく演出するのが、書院奥にある黒塗りの机です。
この机の天板にもみじが反射し現れる「逆さもみじ」を撮影しに、多くの観光客が後を絶ちません。
  • 瑠璃光院
  • 瑠璃光院
昼間でもほの暗い室内に広がる、色鮮やかなもみじのコントラストは、言葉を失うほどの美しさです。
また、リフレクションは1階でも見られます。庭沿いに渡る廊下にもみじが映り込み、まるで織物の絨毯を敷きつめたような光景に出会えますよ。
  • 瑠璃光院
  • 瑠璃光院
撮影する時は、机や廊下など反射している対象物に近づいて撮ると、奥行きのある写真になるそう。
ただこちらのお寺、春と秋の特別拝観の時しか解放されておらず、入場待ちの行列ができるほどの人気ぶり。拝観期間は平日でも人が多いので、譲り合いの気持ちを持ちながら、美しい1枚をおさめてみてください。
【住所】京都府京都市左京区上高野東山55番地
【料金】2,000円(春の拝観料を参照)
【拝観期間】10月1日~12月10日(予定)
【拝観時間】10:00〜17:00(春の拝観時間を参照)
【WEBサイト】http://rurikoin.komyoji.com/
【アクセス】叡山電車叡山本線「八瀬比叡山口駅」から徒歩約5分
※秋の拝観についての詳細は瑠璃光院にお問い合わせ下さい。

5. 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(佐賀県)

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

|カラフルなバルーンが舞い上がる、ファンタジーなリフレクションの世界!

佐賀県佐賀市の嘉瀬川で開催されている「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。 参加するバルーン(=熱気球)は約100機といわれる、アジア最大級のバルーンの国際大会です。
ここでの気になる撮影ポイントは、フライトするバルーンが川に映るリフレクション!それを撮影するためには、メイン会場の対岸でフライトを待たねばならないので、対岸に渡る移動時間や撮影ポイントの選定などの下調べは入念に。
  • 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
  • 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
フライトは7:00〜9:00、15:00〜17:00の1日2回スケジュールが組まれていますが、当日の気象状況が大きく影響するため、競技開催の可否や競技内容は直前までわかりません。
過去の傾向としては朝の方が開催される確率が高いので、早起きして臨むことをおすすめします。

リフレクションだけでなく、人や物の背景にバルーンを入れて一緒に撮ったり、撮影方法はさまざま。 ぐんぐんのぼるバルーンの動きをうまく捉え、ファンタジックな一枚を撮影しましょう。

6. 浜野浦の棚田(佐賀県)

浜野浦の棚田

|山肌に浮かび上がる、ステンドグラスのようなリフレクション!

大小283枚の田んぼが、階段のように幾重にも広がる浜野浦の棚田。「日本の棚田百選」や「恋人の聖地」にも選ばれたこの場所でも、美しいリフレクションをみることができます。
狙い目は、4月下旬〜5月上旬頃。田植えのために張られた水が風景を映し込み、まるで切り取った空を山肌に貼り付けたような、独創的な光景が楽しめます。
  • 浜野浦の棚田
  • 浜野浦の棚田
最も素晴らしい時間帯は、夕暮れ時。夕陽によって変化する空の色を映しだす水田と、水田をくっきりと縁取るあぜ道の曲線は、まるで自然のステンドグラスのよう。
この棚田とリフレクションをきれいに写すには、展望台からの撮影がおすすめです。
ただし、展望台には何時間も前から張り込む熱心なカメラマンもいますので、良い場所を確保したい場合は長丁場覚悟で、早めにスタンバイしましょう。
天候や時間帯など、様々な条件が整わないと出会えないリフレクション。
だからこそ、最高の1枚が撮影できた時の喜びは一入ですし、リフレクションにはその価値があると思います。
自分らしい絶景をカメラにも心にも焼き付けて下さいね。

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