まるでラピュタ城!新潟県の「佐渡島」は実は絶景の宝庫だった

まるでラピュタ城!新潟県の「佐渡島」は実は絶景の宝庫だった
新潟県西部の日本海に浮かぶ佐渡島。日本海最大の離島で、その面積は約855㎢。東京23区の約1.5倍もの広さがあります。

佐渡島といえば、佐渡金山やトキ、佐渡牛や海の幸などのグルメも有名ですが、実はすばらしい絶景の宝庫でもあるんですよ。

ジブリの世界観に浸れるスポットや、船大工文化が根付いた町並み、大地が造り出したジオサイト、珍しいユリの群生地などの、佐渡島でしか見られない絶景スポットを6つ紹介します。
▼佐渡島へのアクセス方法はこちら

1. 北沢浮遊選鉱場跡

北沢浮遊選鉱場跡

|まるでラピュタの世界に迷い込んだようなノスタルジックな産業遺跡

テレビで放送されるたびに話題となるジブリアニメ「天空の城ラピュタ」。
実は、佐渡島には、まるでラピュタの世界に迷い込んだ気分になれる産業遺跡があります。その名も、「北沢浮遊選鉱場跡」。

佐渡金山から車で7分ほどの場所にある、かつては東洋一の規模を誇った金銀の抽出施設の跡地です。崩れかかった巨大なコンクリートの建造物に緑の蔦がからまる景観は、まさにラピュタの世界です。
北沢浮遊選鉱場跡
段丘を利用した敷地内には、巨大な建造物が点在。水と鉱物を分離する施設「シックナー」は、直径50mあり、ローマの古代遺跡・コロッセオを彷彿とさせます。
北沢浮遊選鉱場跡
春から秋にかけての観光シーズンには、19時から21時までライトアップが実施されます。

鉱場跡が色とりどりのライトで照らされ、空には星が輝き、あちこちからは涼やかな虫の声も聞こえる、なんとも幻想的な情景を堪能できます。

夜はライトアップの明かりのみなので、訪れる時は安全のために懐中電灯を持参しましょう。
【住所】新潟県佐渡市相川北沢町3-2
【営業時間】散策自由
【アクセス】両津港から車で約50分
【Webサイト】https://www.visitsado.com/spot/detail0091/

2. 矢島経島のたらい舟

矢島経島のたらい舟

|絵葉書のように美しい入江を「たらい舟」でどんぶらこ

矢島・経島は、佐渡島の南部・小木地区の入り江に浮かぶ島。二つの島の間には、赤い太鼓橋が架かり、まるで箱庭のような景観です。

この美しい入江では、編み笠にかすり衣装の女性の船頭さんが漕ぐたらい舟に乗船できます。
矢島経島のたらい舟
ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」のワンシーンに出てくるようなたらい舟に乗って、入江を一周。
エメラルドグリーンの海は透明度が高く、たらい舟の真ん中にある箱からは魚が泳いでいる姿が見えるんですよ。
矢島経島のたらい舟
また、遊歩道を歩いていくと赤い太鼓橋を渡ることができます。橋の上から眺める、入り江に浮かぶたらい舟を眺めてみるのもおすすめです。

3. 宿根木(しゅくねぎ)

平宿根木(しゅくねぎ)

| 独自の建築が密集!迷路のような船大工の町を散策

吉永小百合さんが出演したJR東日本のCMで一躍有名になった、佐渡島の最南端の町・宿根木。

江戸時代から明治時代にかけて、北前船の寄港地として栄えた町で、かつては廻船業者や船大工が集まって暮らしていました。

今でも100棟以上の伝統的な建物が建ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
平宿根木(しゅくねぎ)
建物が密集する路地を歩いていると、そのほとんどが総二階造りであることに気づきます。これは、狭い敷地で空間を大きくとるために設計された宿根木独自の建築です。
平宿根木(しゅくねぎ)
また日本海からの強風に耐えられるように、薄い板を何枚も重ね上に石を置いた「木羽葺石置き屋根」を施したり、「サヤ」と呼ばれる杉板を家の周囲に縦張りしているのも特徴。

この、佐渡島の土地に根付いた建築方式が、独自の美しい景観を生みだしています。
【住所】新潟県佐渡市宿根木
【料金】施設により異なる
【営業時間】施設により異なる
【休業日】施設により異なる
【アクセス】小木港から車で約10分
【Webサイト】http://shukunegi.com/

4. 万畳敷(まんじょうじき)

万畳敷

|まるでウユニ塩湖!刻々と表情が変わるフォトジェニックな天空の鏡

「万畳敷」と呼ばれる、小木半島沿岸に位置する絶景スポット。干潮手前の潮溜まりが出来た間のみ、水面に空が映り込みまるでボリビアのウユニ湖のような美しい景観を楽しむことができます。
万畳敷
おすすめは、風がなくてくっきりとした雲がある日。オレンジ色のグラデーションが美しい夕暮れ時も、素敵な写真が撮影できると評判です。

また、夜になると、満天の星空が水面に映し出され、より幻想的な世界が広がります。
【住所】新潟県佐渡市沢崎
【営業時間】散策自由
【アクセス】小木港から車で約20分
【Webサイト】http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=9985/

5. 平根崎の波蝕甌穴群(はしょくおうけつ)

平根崎の波蝕甌穴群

|自然の造形美と温泉ダイビングが楽しめる、日本最大級の甌穴群

海水の渦紋浸食により、約500mに渡る岩盤に無数の甌穴が造り出された平根崎の波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)。日本最規模大の甌穴群として、国の天然記念物に指定されています。

穴は大きいもので2m以上もあり、深さは3mに達するものもあるのだとか。日本海の荒波の威力を感じられる、ダイナミックな自然の造形美を味わえます。
平根崎の波蝕甌穴群
また、平根崎の海底からは80℃以上の温泉が噴出しており、温泉ダイビングが楽しめる場所としてダイバーにも人気。訪れたダイバーたちは温泉の噴出孔で温泉卵を作って楽しんでいるそう。
【住所】新潟県佐渡市戸中1465
【営業時間】散策自由
【アクセス】両津港から車で約70分
【Webサイト】https://www.visitsado.com/spot/detail0145/

6. 大野亀のトビシマカンゾウ

大野亀のトビシマカンゾウ

| ミシュラン・グリーンガイドにも選ばれたユリの群生地

佐渡島の北の端、日本海に突き出した亀のような形をした巨岩「大野亀」。

標高167mもある一枚岩で、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の二つ星にも選ばれた、佐渡島随一の絶景スポットです。

「大野亀」は、日本一のトビシマカンゾウの群生地としても知られ、5月下旬から6月中旬頃にかけて、約50万株100万本ものトビシマカンゾウが一面を彩ります。あざやかな黄色の花と緑の草、青い海のコラボレーションに思わず深呼吸をしたくなるはず。
平大野亀のトビシマカンゾウ
トビシマカンゾウとは、ユリ科の多年草で、山形県酒田市沖合の飛島と佐渡島にしか咲かない珍しい花。

佐渡島では、このトビシマカンゾウのことを「ヨーラメ」と呼びます。

ヨーラメとは、「卵をはらんだ魚」という意味で、トビシマカンゾウの花が咲けば、「海が活きかえり魚も生きかえる」という言い伝えがあり、地元の人たちに大切に守られています。

毎年6月には、「佐渡カンゾウ祭」が開催されます。土曜日の前夜祭では、かがり火に照らされる中で、鬼太鼓や佐渡民謡などの伝統芸能を楽しめますよ。
【見ごろ】5月下旬から6月中旬
【住所】新潟県佐渡市願
【営業時間】散策自由
【アクセス】両津港から車で約1時間
【Webサイト】https://www.visitsado.com/spot/detail0133/
最後に、佐渡島へのフェリーでのアクセス方法をご紹介します。

佐渡島へのアクセス方法

アクセス方法
▲ 佐渡のジェットフォイル
佐渡島へは、3つの港からフェリーや高速船でアクセスできます。東京や大阪など全国各地から訪れるのなら新潟港がおすすめです。新潟港へは新潟空港からバスで25分、JR新潟駅からは15分。

新潟港から佐渡島へはフェリーで2時間30分、ジェットフォイル(高速船)で1時間ほどです。東京からは、最短4時間ほどでアクセスできますよ。
以上、佐渡島の絶景スポットをご紹介しました。佐渡島でしか堪能できないスポットばかりですね。
これから初夏から秋にかけては、佐渡島観光におすすめのシーズンとなります。

ぜひ、佐渡島を訪れて、ここでしか出会えない絶景を楽しんでください。

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