「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の詩歩が語る!絶景トレンドの法則は、季節×時間×●●!?

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の詩歩が語る!絶景トレンドの法則は、季節×時間×●●!?
社員研修でつくったFacebookページの「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」が70万以上のいいね!を獲得。その後、同シリーズの4冊の書籍を出版し、日本に絶景ブームを巻き起こした、絶景プロデューサーの詩歩さん。
今回、5冊目となる新刊のテーマは「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編」。
絶景という同じテーマを取り扱うZEKKEI Japanから詩歩さんへ、「日本の絶景」をテーマにお話を伺ってきました。

あらゆる手段で絶景探し。地元のタクシー運転手さんも頼みの綱!

— 日本の絶景に関する本は今回2冊目となりますが、たくさんの絶景をいつもどのように探しているのでしょうか?

考えうる方法は全て使って、本当に頑張って探していますって感じで……(笑)GoogleもインスタもTwitterも使えば、地元の人にも聞いたりもしますし。 たとえばタクシーで青森の蔦沼に向かうとなったら、地元のタクシー運転手さんに「この辺で他に、みんな行く所ありますか」っていうのを聞いたり……。 いい運転手さんに当たるといろいろ情報を教えてくれて、新たな絶景に出会えたりします。

詩歩インタビュー

▲実は、車の運転が大の苦手、しかも車酔いしやすい、という意外な一面を持った詩歩さん。絶景探しのためなら、公共交通機関やタクシーを使い、出会った地元の方にも聞き込み調査。地道な努力の結晶が、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズを作り出しているよう。

今は誰でもカメラマン時代。最近の絶景トレンドは、季節×時間帯×切り取り!

— 新作の「新日本編」はどのようなきっかけで、作りはじめたのでしょうか?

日本の絶景をテーマにした「日本編」から3年ほど経って、新たに発掘されてきた絶景を紹介したかったことがまずひとつ。 あとは、最近海外の治安が悪化してたりする影響もあり、海外旅行に行くよりも日本国内でお出かけするような場所を探しているというようなニーズがすごく増えてきていたので、新作のテーマを日本に決めました。

— 前回と変化した点はありますか?

今作も、前作の「日本編」のやり方を踏襲し、47都道府県から60か所を探しています。 変化した点は、絶景スポットの種類ですね。もともと絶景というと、グランドキャニオンみたいな壮大なものとか、あとは尾瀬みたいな開けた場所の大自然=絶景!っていう概念があったかなと思うんです。でも、最近はそれが変化してフォトジェニックが流行っていて。ふつうの時に行くとそうでもないけど、限られた季節や時間帯で、限られた切り取り方をするとめっちゃきれい!(笑)みたいなスポットが増えてますよね。

たとえば岐阜の「モネの池」とか、千葉の「濃溝の滝」みたいに、美しく切り取られた1枚が、SNSに投稿され人気になるような感じですね。

— スマホカメラやアプリの存在は大きいですよね。

そうですね。今は誰でもカメラマン時代だと私は言っているんですけど、スマホでも目の前の景色がきれいであれば誰でもきれいに撮れてしまうし、アプリで簡単にレタッチもできます。 撮って、それを広める、っていう両方が発達してきたから、新しい場所がすぐ発掘される。 地元の人しか知らなかったような場所が、すぐ広まるような時代になってきたんじゃないかなって思いますね。

詩歩さんインタビュー

▲「新日本編」表紙の長野県SORA terrace(ソラテラス)は、詩歩さんがiPhoneで撮影したもの。たくさんの写真の中から、この表紙の構図にあう写真を探すのに悪戦苦闘したそう。

ずばり!日本の絶景の魅力は、四季と絶景の密集度

— 海外の絶景もたくさん紹介されてますが、海外とはまた違った、日本の絶景の魅力はどんなところだと思いますか?

やっぱり四季があるっていうところですね。同じ場所でも、行く時期とか行く時間によって、見られる光景がガラッと変わるのが一番の魅力だと思います。あとは、日本って面積は狭いけど見る場所がすごく多いですよね。たとえば、京都の寺とか猿の温泉とか、そういった有名なスポットの周りにも、ちょっと足伸ばしたらこんなすごい所が!みたいな所もたくさんあったりするので。

— 実際そういう体験をされたのですか?

岐阜の「モネの池」に行った時に、近くに「天空の茶畑」っていう所があるんですけど、こんな所あったんか!って(笑) その時は行けずに帰ってきちゃったので、リサーチしておけばよかったなと。 行きたいところの周辺に、隠れた絶景が眠っていたりするのも、日本の絶景のおもしろいところですね。

海外の方に見てもらいたい日本の絶景は「花火大会」

— 最近、本当にたくさんの外国の方が日本へ訪れています。詩歩さんが、海外におすすめしたい日本の絶景はどこでしょうか?

海外の人からみて、その日にしかないイベントを狙って日本に来るのは、結構難しいかもしれないのですが、日本の花火大会はぜひ見てほしいなと思います。 海外の花火って、新年のお祭りなどのお祝い事の一環としてあるイメージですが、日本は花火が主役なんですよね。花火師さんが1年かけて作った渾身の花火を、その日に打ち上げるみたいな、壮大なストーリーがあるのは日本ならではだと思います。日本人が見ても感動するので、外国の人が見たらもっと感動してくれるんじゃないかなと思います。

「長岡まつり大花火大会」で花火の概念を覆された

— 詩歩さんが、最近感動した絶景を一つ選ぶとしたらどこでしょうか?

花火で重複してしまいますが……(笑)「長岡まつり大花火大会」ですね。

日本三大花火大会が、秋田の「大曲」、新潟の「長岡」、茨城の「土浦」なのですが、過去に行った大曲の花火があまりにも良かったので、今年初めて長岡の花火にも行ってきました。 東京で見るちょっとした花火大会とは全然スケールが違って、今までの概念を覆されるぐらいびっくり、というか感動するんですよね。

1個の玉に込める思いが、目で見ていても感じられて。その景色の裏に、人間の思いや歴史やストーリーがこもっていました。2日間で100万人が来るのですが、東京の花火のような混雑はなく、座敷に座って「おー」ってみられる(笑) 日本三大花火は、足を運んでみてほしいですね。土浦の花火は、毎年仕事が入って今年も行けなさそうですが(笑)土浦は、他の花火大会より遅めなのでまだ今年行けますよ。

北海道大学

第86回土浦全国花火競技大会は、2017年10月7日(土)に開催。ぜひチェックを。
http://www.tsuchiura-hanabi.jp/kantan/?abstract

10月行くべき絶景はずばり、雲海が美しいSORA terrace (ソラテラス)!

— ZEKKEI Japanでは、季節の絶景を読者さんに紹介しているのですが、この10月に詩歩さんがおすすめする絶景をひとつ選ぶとしたらどこでしょう?

長野県のSORA terraceは、10月が今年最後の狙い目です。 秋は寒暖差が出やすいので、雲海を見るにはベストシーズンかなと思います。実は、「新日本編」表紙にもなってます(笑) この表紙を見て「あぁ北海道ね」っていう人が多いんですけど、実は長野で。東京から日帰りで行けるしおすすめです。
竜王マウンテンパークの雲海


ファンは95%日本人。もっと海外にも日本の絶景を発信したい。

— これから詩歩さんが挑戦したいことは?

去年2か月カナダに英語留学したのですが、今年も11月から地中海のマルタ島で英語を学ぼうと思ってます。今、私のファンは95%日本人なので、英語をもっとできるようになって、海外の人にも絶景を発信をしていきたいですね。

詩穂インタビュー


詩歩さん、本日はありがとうございました! 留学先のマルタ島でも、素敵な絶景に出会えますように。

<編集後記>
インタビュー当日、気さくに浜松土産の「うなぎパイ」をふるまってくれたり、車酔いのエピソードを語ってくれたり、とにかく親しみやすいキャラクターの詩歩さん。詩歩さんも言うように、誰かが特別なわけではなく、今は誰でもカメラマンになれる時代。身の回りのツールを使えば、私たちだって眠っている絶景を掘り起こせる。そんな可能性にワクワクするインタビューでした。 『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編』は、SNSから火がついたフォトジェニックに切りとれる絶景も多く掲載されています。ぜひこの本をガイドに、様々な日本の絶景に足を運んでみてはいかがでしょうか
新作「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編」はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4861999987/

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