春のZEKKEIアワード~プロカメラマンが絶賛する、世界に伝えたい日本の絶景~

春のZEKKEIアワード~プロカメラマンが絶賛する、世界に伝えたい日本の絶景~

プロカメラマンが厳選した絶景スポットを紹介するZEKKEIアワードもに続いて4回目。前回、冬のZEKKEIアワードは、テレビ・新聞・WEBニュース・雑誌などの合計94メディアで取り上げていただき大変話題になりました。

今回は、「世界に伝えたい日本の春の絶景」を東日本と西日本にわけて合計8スポット、カメラマンからのコメントとあわせて発表いたします。

東日本の部

   
  • まつ岬公園さきこうえん(山形県)
  • 美人林びじんばやし(新潟県)
  • 小湊鐵道こみなとてつどう(千葉県)
  • 羊山公園ひつじやまこうえん芝桜しばざくらおか(埼玉県)

西日本の部

  • 海津大崎かいつおおさき(滋賀県)
  • 吉野山よしのやま(奈良県)
  • 姫路城ひめじじょう(兵庫県)
  • 御輿来海岸おこしきかいがん(熊本県)

東日本の部

まつ岬公園さきこうえん(山形県)

(photo by 縄手 英樹)

(photo by 縄手 英樹)

日本の春といえば、桜。
米沢城は、伊達政宗が生まれたお城で、江戸時代には上杉謙信が城主だったお城として有名。その米沢城の城址につくられた松が岬公園は、1874年に市民に開放された公園です。歴史あるスポットだけに、100年を越す古木が多いのが特徴。ライトアップされてあでやかに咲き誇る桜と赤い橋が水面に映る様子が大変美しく、日本的な桜として世界の人に親しんでいただきたい、というのが選出理由となりました。桜の見ごろは、4月中旬~4月下旬。


縄手 英樹

この写真を撮ったカメラマン
縄手 英樹氏より

お濠にかかる赤い橋(菱門橋)と桜を入れたアングルが、風情があってお薦めです。ライトアップ時は水面に映る桜もまた心惹かれる美しい風景です。

受賞者の声

この度は春のZEKKEIアワードに「松が岬公園」を選んでいただき、大変ありがとうございます。松が岬公園のお堀周りには約200本の桜の木が植えられており、桜の時期のみならず、紅葉や雪化粧など、四季折々の風景をお楽しみいただけます。松が岬公園周辺を会場として、春は「米沢上杉まつり」、秋は「なせばなる秋まつり」、冬は「上杉雪灯篭まつり」を開催し、フォトスポットも盛りだくさんです。東京駅から新幹線1本で約2時間という好アクセスですので、ぜひ一度遊びに来てみてください!

米沢市産業部観光課

美人林びじんばやし(新潟県)

(photo by 縄手 英樹)

(photo by 縄手 英樹)

名前にインパクトのある「美人林」は、松之山の一角に生い茂る樹齢約90年のブナ林。すらりとした立ち姿が美しく、いつしか「美人林」と呼ばれるようになりました。残雪と芽吹き始めたブナの若葉とのコントラストが美しく、この時期限定の光景として選出されました。見ごろは、4~5月。


縄手 英樹

この写真を撮ったカメラマン
縄手 英樹氏より

ここの林は周囲より2℃ほど外気温が低いと言われていて、春になっても雪はなかなか溶けていきません。雨上がりなど、霧の出やすい条件の時は、幻想的な風景を見せてくれます。

受賞者の声

この度は、春のZEKKEIアワードに「美人林」を選出いただき、ありがとうございます。美人林は日本有数の野鳥の宝庫でもあり、美しいさえずりが聞こえます。残雪に映える春の芽吹き、木漏れ日と涼風が注ぐ夏、紅葉や落葉が美しい秋、純白の雪化粧をまとう冬と、四季折々の魅力が味わえる美人林は景観と癒やしのスポットです。豊かな自然を満喫した後は、日本三大薬湯の「松之山温泉」で温まってください。

(一社)十日町市観光協会松之山事務所

小湊鐵道こみなとてつどう(千葉県)

(photo by 河口 信雄)

(photo by 河口 信雄)

桜と菜の花と列車のコラボレーションは他ではなかなか見られない絶景。絵本に出てきそうなかわいらしい光景は海外では珍しく、日本ならではの光景だという点が選出理由です。なんと、この菜の花は沿線に住む住民の方々がボランティアで植えているのだそう。夜にライトアップされた景色もまた、魅力的。見ごろは、3月下旬~4月上旬。


河口 信雄

この写真を撮ったカメラマン
河口 信雄氏より

懐かしい車両と満開の桜、そして菜の花。春爛漫の景色がここにあります。田植え前の田んぼに、昔懐かしい車両がライトアップされた桜とともに映り込むのもまた美しいですね。

受賞者の声

今回は数ある絶景スポットの中から選出を頂きましてありがとうございます。
弊社線の里山の生活と一体となった心和む風景は、沿線の方々のお力添えにより生まれています。この菜の花も毎年秋に多くの方々が、弊社員と協同で草や雑木を刈り、菜の花の種を蒔きました。今回の選出はこうした沿線の方々のお力添えの賜物と存じます。
3月下旬からは里山トロッコ列車も運行開始となりますので、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

小湊鐵道株式会社 鉄道部運輸課

羊山公園ひつじやまこうえん芝桜しばざくらおか(埼玉県)

(photo by 縄手 英樹)

(photo by 縄手 英樹)

春のお花は、桜だけではありません。芝桜のパッチワークは、ピンクのグラデーションがとてもかわいらしくてフォトジェニックな光景です。
加えて、峻険(しゅんけん)な武甲山との組み合わせがまた美しく、世界の人に来てもらいたい絶景として選ばれました。見ごろは、4月15日~5月8日。


縄手 英樹

この写真を撮ったカメラマン
縄手 英樹氏より

「羊山公園・芝桜の丘」は関東でも有数の規模を誇り、色とりどりの芝桜がデザイン化され植栽されているところがポイントです。撮影のポイントとしては、絵になるデザインの配列を見極めてアングルを決めるのも良し、秩父のシンボルでもある武甲山を背景にするのもいいでしょう。

受賞者の声

この度は春のZEKKEIアワードに、「羊山公園・芝桜の丘」を選出いただきまして大変ありがとうございます。秩父地域のシンボルである武甲山をバックに、9種類、約40万株の芝桜がデザイン化された景色はとても壮観です。また、今年も4月15日(金)~5月8日(日)の期間で「芝桜まつり」を開催いたします。期間中は特産市やまちなかでも各種イベントを催しております。この機会に皆様のご来場をぜひお待ちしております。

秩父市役所観光課

西日本の部

海津大崎かいつおおさき(滋賀県)

(photo by 田中 秀明)

(photo by 田中 秀明)

海津大崎は、滋賀県高島市マキノ町海津にある岩礁地帯。琵琶湖岸4kmにわたり、樹齢70年を越える老桜から若木まで約800本の桜が並びます。遠くに見えるのは竹生島。ピンクとブルーの幻想的な光景として選ばれました。 見ごろは、4月中旬。


田中 秀明

この写真を撮ったカメラマン
田中 秀明氏より

海津大崎の桜は、「晴れて良し」「曇って良し」。うす曇りの日は、特に竹生島と桜のコラボレーションが、情緒があって大変美しいです。1枚目は、日の出少し前の、東の空に少し赤みを帯びた瞬間に撮影しました。うす紫色の湖面と空の対比、そして桜のほのかなピンク色を写真にまとめてみました。

受賞者の声

このたびは大変光栄な賞を頂けることとなり、非常に驚いております。
海津大崎は近畿圏では遅咲きの桜名所として知られ、琵琶湖八景「暁霧(ぎょうむ)・海津大崎の岩礁」としても有名な景勝地です。桜のシーズンには彩りを加え、湖の碧、遠くに望む竹生島、湖面が写す空の色がいつも違う表情で迎えてくれます。是非一度お越しください。

公益社団法人びわ湖高島観光協会

吉野山よしのやま(奈良県)

(photo by 田中 秀明)

(photo by 縄手 英樹)

約3万本と言われるシロヤマザクラが咲き誇る桜の名所。花見のためではなく、信仰の対象として平安時代から植えられるようになりました。このように山いっぱいに桜が咲く場所は、日本唯一かもしれません。見ごろは、4月上旬~4月中旬。


縄手 英樹

2枚目の写真を撮ったカメラマン
縄手 英樹氏より

吉野山の山桜は、一番標高の低い所に位置する下千本から高い所に向かって中千本、上千本、奥千本と、密集していて一目に千本見えるという豪華さから、「一目千本」とも言われています。日の出と絡めて撮るのもいいですし、この時期ライトアップされる夜桜も幽玄な雰囲気に包まれて魅力的です。

姫路城ひめじじょう(兵庫県)

(photo by 縄手 英樹)

(photo by 田中 秀明)

ソメイヨシノ、シダレザクラなど約1000本の桜と世界遺産に登録されているお城の組み合わせは誰もが息をのむ、世界に誇る絶景。いろんな角度から楽しむのもお薦めです。見ごろは、4月上旬。


縄手 英樹

1枚目の写真を撮ったカメラマン
縄手 英樹氏より

どこから撮っても絵になりますが、三の丸広場周辺は桜並木になっていて撮りやすいです。また、内濠と絡めて撮るのもお薦めです。

受賞者の声

春のZEKKEIアワードに姫路城を選出いただきありがとうございます。姫路城では、特に桜の季節は大天守の『白』、桜の『桜色』、松の『緑』が絶妙のコントラストを醸し出し、1番の見頃となります。天守を中心にした城内約1000本の桜は、周辺からでも観賞することができます。1年のうちでも絶景のクライマックスを迎えるこの季節に、自分だけの絶景スポットを探すのも面白いのではないでしょうか。

姫路市 姫路城管理事務所

御輿来海岸おこしきかいがん(熊本県)

(photo by 河口 信雄)

(photo by 後藤 昌美)

最後にご紹介するのは、ここは日本!?とびっくりしてしまうくらい神秘的な光景。
1枚目のように干潮と夕日が重なる日は1年のうち10数日しかありません。太陽の沈む位置は刻々と変化しますので、見られる景色も毎回変わります。この奇跡の一瞬を求め、アマチュア・プロ問わずカメラマンが全国各地、さらには世界中から訪れます。直近では、4月11日(月)、12日(火)、5月11日(水)に干潮と夕日が重なると予測されています。


河口 信雄

1枚目の写真を撮ったカメラマン
河口 信雄氏より

刻一刻と変わる干潟の模様はどんなに眺めていても飽きません。


後藤 昌美

2枚目の写真を撮ったカメラマン
後藤 昌美氏より

春は対岸の雲仙普賢岳に日が沈む時期でもあり、刻々と変わる夕焼けの色が、海岸線の縞模様とあいまって美しい自然の造形美を造り出してくれる。

受賞者の声

この度は、御輿来海岸をお選びいただきありがとうございます。
御輿来海岸は、その昔、景行天皇が九州遠征の際、あまりの美しさにその御輿をとめ、見入られたという伝説からその名がつきました。
干潮時に現れる三日月型の砂紋は、自然が作り出すアート。
息をのむような美しい光景をぜひ、観にきてください。

熊本県宇土市商工観光課

以上が、春のZEKKEIアワードに選ばれたスポットです!
春爛漫のこころおどる絶景を楽しんでいただけましたか?
今春はぜひ、今回選ばれたスポットに足を運んでみてくださいね。

審査員

日本全国を20年以上撮り歩いた風景カメラマン7名が選考いたしました。
(五十音順)

  • アサイ ミカ

    アサイ ミカ

    1987年にオフハウスデザインを設立し、2008年には風景写真研究会「デジフォト十彩」を設立。写真集や写真展の実績も多々有。一年を通して、森の四季など日本の風景写真を幅広く撮影している。

  • 片岡 巌

    片岡 巌

    写真家・佐藤昭五氏に師事後1975年にフリーとなり、4×5判の大判カメラで日本各地の自然風景を中心に撮影。JRポスター、カレンダー、雑誌等に作品を発表。

  • 河口 信雄

    河口 信雄

    1987年からフリーで活動。海外をバックパッカーのように生活し撮影するスタイル。近年は国内撮影も増え、全ての都道府県を訪れている。ポスター、カレンダー、旅行パンフレット等の観光写真を中心に活躍。

  • 後藤 昌美

    後藤 昌美

    1984年にフリーランスとなり本格的に自然の撮影を始める。1989年から極東ロシアのサハリン・北方四島、カムチャツカの撮影を行う。現在は北海道や東北を中心に全国各地の自然を追い続けている。

  • 田中 秀明

    田中 秀明

    長年にわたり、京の美、日本の美、建築物、料理などを撮影。2002年、TBS系列『ブロードキャスター』の紅葉特集に出演。また「祇園祭写真つき記念切手」など、様々な切手にその作品が使用されている。

  • 縄手 英樹

    縄手 英樹

    大学卒業後、オーストラリアへ放浪の旅に出る。帰国後、カメラマン・清水誠司氏に師事。 1997年にフリーとなり、ヨーロッパをメインに海外の街や自然風景を撮影。 近年は日本の撮影に力を入れる。

  • 山下 茂樹

    山下 茂樹

    年間200日以上風景写真を撮り、富士山撮影では、キャンピングカーで1000日間の取材を敢行。現在、富士山を中心に、風景写真家として活動中。日本郵便の年賀状や企業カレンダーなど、多数の媒体に採用歴を持つ。

協力:株式会社アフロ

写真素材のアフロ 日本の春の絶景

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